2025/06/23 のログ
■ロッソ > このぐらいなら…依頼者が金に糸目を付けなければ、壊れる前の状態に近しくは取り繕えるだろう。
とはいっても、一度入った精神の皹が完全に戻ることは無いだろうが。
連れ帰るのは良いが、その前に一つやらなければならないことがある。
意識が向かうのは、少女の膨らんだ腹。
革手袋でもしてるんじゃないかというゴツゴツした大ぶりの掌を宛がって、
――ほんの数ミリ、僅かな僅かな瞬きよりも短い間で沈み込ませ。
「万が一にも増えてもらっちゃ困るしな。」
数秒の後、少女の股間からドロリとした”何か”が排出されよう。
魔に連なるものが、もう彼女の胎から生れ落ちることは無い。
「そりゃまた、人が増えても自分なら統制できる…ってすげぇ自信なこって。
その一端がお前さんの体にあるって聞いたら、一応はこう言っておこうか。
”ヤらせろ”ってな。」
とりあえずスカウトしてみたという言動に、呼応するように品のない軽口。
にかっと、いいおっさんがキメ顔をしてみるが、大した価値は無いだろう。
その直前の、異様な技量とは酷く不釣り合いなほどに。
そんな何かがアンバランスな中年男に興味を持つか、厄ネタに近付かぬよう見送るかは、女頭目次第なのだろうが――
■ネフェルティ >
「…?」
何だ?何をした?
教会での浄化の儀式を行ったわけでもなく──。
少女の秘裂からどろりとした魔の残滓が溢れ出た。
「お前、強そうなだけでなく特別な力も持ってるのか」
ふむ、と口元に手をあて、僅かな時間の思案──そして。
「‥面白い。この遺跡の奥に我々のアジトがある。
そいつらを連れて帰ったらまた此処に来い。少しお前に興味が湧いた」
その頃にはおおむねこのあたりの魔物どもも狩り尽くしているだろう、と。
「この先は罠だらけだ。普通には辿り着けない。
…まぁそういうわけだ。話を飲むなら案内をやろう───」
そうして、互いに詰めた雰囲気の仲で一旦の別れとなるか。
彼が仕事を終えた後、再びここに訪れれば…妙に気さくな屈強な盗賊男が彼を盗賊団のアジトへの抜け穴へと案内することになるのだった。
■ロッソ > 種明かしをすれば、脳筋の極みのような寸勁の亜種。
”物理的に”排除したに他ならないが、知らなければ異能にも見えよう。
ともあれ、誘われれば否は言うまい。
何かあっても、どうとでも切り抜けられるから…と。
「へぇ、そりゃ大至急で片づけてこなくちゃだなぁ?」
事実、近郊の冒険者ギルドがある街まで、たった一昼夜で往復したとか――
ご案内:「無名遺跡」からロッソさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からネフェルティさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にロッソさんが現れました。
ご案内:「無名遺跡」からロッソさんが去りました。