2025/06/19 のログ
ご案内:「無名遺跡」にルドヴィカさんが現れました。
■ルドヴィカ > 冒険者ギルドで受けた依頼を熟すべく、クランのメンバー数人で訪れた遺跡。
依頼の内容と言えば、浅層に棲む低位の魔物の駆除、と言った極々簡単なもの――だった筈なのに、今は一人見知らぬ場所にいた。
「――――また怒られる……!」
戦闘を終え小休止を取った矢先、発動させてしまった罠に絡め取られ、あれよあれよと言う間に見知らぬ部屋の中へと運ばれていた。正しくは空洞の中を滑り落ちていた。
そうして吐き出された先は扉の見当たらぬ、一面の壁に囲まれた部屋。
今しがた、自分が滑り落ちてきた穴も無くなってしまっているのを見れば、何かしらの仕掛けがあるのだろう、とは流石に思い至るが――仕掛けも仕組みもさっぱり分からない。
今の己に出来る事と言えば、壁を叩いて音の違う場所を探し始め。
ご案内:「無名遺跡」にクレイさんが現れました。
■クレイ >
探しているといきなり別の場所の壁が開き、1人の男がやってくる。
それは出会った相手を見ておーと声を上げる。
「随分軽装だな、ここ結構深い場所だぞ」
男は逆に深部近くまで潜っていたらしく、そんな事を言う。
しかし肩をすくめる。
「とはいえ、戻る方法も進む方法も探し中だけどな。お前は……見るからに閉じ込められてますって感じだな」
周囲を見るが、見るからに閉じ込められている部屋だ。
この状態で逃げ出す方法なんて無いよなぁと苦笑い。
■ルドヴィカ > 壁を叩いて確認する最中、後方で何やら駆動音が聞こえる。
勢い良く振り返れば、そこには口を開く壁と、外から中へと入り込んで来る見知らぬ誰か。
驚いたように双眸を見開いたのも束の間、紡がれる台詞に双眸を瞬かせ――
「……そうなんです。閉じ込められてとっても困ってます。」
眉尻を下げ、困り顔で素直に返事を返した。
とは言え、運が良ければそう長い時間を経ずに部屋から解放される事になるのだろう――。
ご案内:「無名遺跡」からルドヴィカさんが去りました。
■クレイ > 「まぁ俺も同じ立場だからなんともいえねぇけど」
そう言えば男もとりあえず道を探す。
少しすれば発見出来て解放されるだろう。
そうして、すぐに解放されれば注意事項としてギルドには報告に向かうかもしれない。
ご案内:「無名遺跡」からクレイさんが去りました。