2026/02/01 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にグリモアさんが現れました。
グリモア > 周囲には木々しか見えず、上を見上げても木々の隙間から見えるだけの空。
深々と溜息を吐いているのは一人の少女…そして、周囲には倒れて身動き一つしない何人もの人間の姿。
ざっと見た感じ、どれも男性だったとは思うがちゃんと確認はしていない。

「…どこにでも、こういった輩ってのは居るものなのね。
言葉も通じないなんて、まったく困ったものだわ?」

パタンと手元で閉じたのは、両手で抱える程に分厚い一冊の本。
呆れたような視線を向けて、改めて長く深い吐息を吐けば、その本を胸元に抱え込む。

「生かしておくのって、とっても面倒。
でも、やっちゃったらやっちゃったで、後々面倒そうだし…これで良いのかしら?」

改めて、視線を隙間だけの空へと向けながら呟き、周囲に向け直す。
倒れた者達の誰もがただ昏絶しているだけで、その体に傷一つ付いていない。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にオズワルドさんが現れました。
オズワルド > 一寸ばかり急ぎの仕事…の、真っ最中。
ここらで頻繁に目撃されている盗賊の調査ということで、魔法で呼び出した漆黒の軍馬にまたがって、静音の魔法で馬の足音をしっかり消して、風による探索魔法の範囲を用いて、周辺を探索していた。
逆に言えば、ある程度周囲に魔法の空気を漂わせながらの道中でもあった。

「んー、高台から探した方が良さそうかな…ん?」

森の中を進んで調べるのはそろそろ限界が来ただろうかと、高台に出ることを考え始めたとたん、魔法の探索範囲にひっかかった人間大の形…が、複数。それも奇怪なことに、大勢が倒れ伏している、そんな反応だ。

「…行ってみるか。 セイラン。」

馬の首を軽く叩けば、そちらへと足を向ける馬。ぽくぽくと進んでいった先に居たのは…倒れて身動きしていない人間たちと、その近くに立つ少女の姿。

「…同業者かな? あのー、すいませーん。冒険者ですかー?」

探索の魔法は維持したまま。静音の魔法を解除してから、そう声をかける。念のため…すぐに逃げれるように準備はしたままではあるが。

グリモア > 「これは……面倒事の予感?」

ポツリと小声での呟き、彼がこの状況を感じ取ったように、少女もまた彼に気付いてしまう。
感じ取った魔力から近付いて来ている人物が魔法を扱う類の存在という事は認識出来る。
魔法を扱う存在が明らかにこの場所を目指し近付いているという事は…
色々とバレている可能性が高いだろう事も考慮すべきだろう。
だから、その場から動かずに待っていた。

「同業者…冒険者?…そう、貴方は冒険者なのね。
知ってるけど、私がそんな風に見えるのかしら?」

彼の言葉から、こちらに冒険者の確認をした意味が、彼が冒険者だという事を伝えている。
冒険者、それは彼に伝えたように知っているけれど、今の自分の格好がそういったものであるかどうかに疑問が浮かぶ。
だから、自分は自分で本当にそう見えるのかどうかを彼に聞いてみるのだ。

両手で一冊の本を胸元に抱えるドレス姿の少女。
自分で言ってみても、知っている冒険者の姿には見えない気がしたから。

オズワルド > 「ここがもう少し街に近ければ、違いましたけどね。」

ひっそりと眉を寄せながら、小さく首をかしげて。

「悪名高い山賊街道の森の中で、周囲にはばったばたと人間が倒れてて、慌ててる様子もなければまあ、魔法の装備に身を包んだ同業かなと。
 まあ、違うなら違うで、もしかして誘拐されたご令嬢とかなら、街まで送りましょうか?」

ある程度、警戒されているだろうというのはわかる、自分だって警戒は解いてないのだから、お互い様だろう。
とはいえ、困っているようであれば見過ごすのも良心が咎める。だってここは悪名高き山賊街道である。
つい、と視線が足の方を向いた。靴次第では、そもそも山賊街道を歩くこと自体がつらいかもしれないのだから。

グリモア > 「あ、やっぱりそうなのね?」

予想はしていたのだけれど、自分が出て来たのは遺跡の中。
山中を進んでいる中で現れたのは、明らかに山賊と思われる人間達。
そんな場所が街に近い訳がないのだと、予想するにし難くない状況は揃っていたのだ。
警戒する彼を前に更にもう一度、深い溜息を吐いてしまう。

「まあ、貴方からすればそう見えたのね。
どちらも不正解、でも、街が近いなら教えて貰いたいのは確かだわ?」

冒険者、ご令嬢、見た目で判断するなら後者かもしれないけれど、どちらも違う。
別に嘯く必要はないのだから、そこは正直に彼に答える、勿論、送る必要は無くとも街の場所ぐらいは知りたい事も。
ただ、彼はそれを素直に教えてくれるだろうか?
そう思ったのは、彼の視線が足元に落とされたから。
靴の確認をする為に下げた視線なのだろうが、その視界に入ったのは…僅かに地面から浮いている、少女の素足。
その状況からどう判断するのかは、ちょっとした見物かもしれないが。