2026/01/16 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中の山小屋」にゲクランさんが現れました。
■ゲクラン > 残雪の残る山道。中腹にある山小屋の前で焚火に薪をくべる男の姿。
温泉を目当てにする者も、街道の先、遺跡を目当てにする者等様々、
しかし天候の変わりやすい山道に残雪ともなれば予定通りの行軍とも行かず、
道迷い、はぐれ、そんな様々な状況に陥りやすい。
そんな中避難小屋としても、休憩所としても機能する山小屋の前で
一筋の狼煙が上がる。
それは道迷いの目印にもなれば、弱った冒険者や貴族を誘き出すための罠ともなる。
「しっかし、この状況じゃ干し肉ってのも味気ねぇよなぁ……。」
その焚火の上に乗せた鍋、干し肉がこれでもかと詰め込まれ水で煮込まれる。
味付けらしい味付け等無いそれを、ただやわらかくなるまで待つ。
その香りもまた、木々の焼ける香りと混ざり合い、周囲へと広がった。
小動物はおろか、野獣も眠りにつくこの時期、警戒するべきは──。
■ゲクラン > どこからか、獣の啼く声。
まるで得物を見つけ囲い込むように仲間を呼ぶ遠吠えのよう。
木々や山肌に反響するそれに場所のあたりはつかないものの、
当座の脅威にはならないだろう、追い込まれている側、意外は……。
「この時期の獣は、しつこいぞぉ──、それこそ、喰うか喰われるか。」
木の棒を鍋に突っ込み程よく煮えた肉塊にかぶりつく。
肉のエキスと塩気、筋線維を断ち切るように食いちぎりながら、
山並に消えてゆく太陽を目で追った。
まだ、薪の残りは十二分に。幾つかに火を灯すと、地面に突き立てて明かりの代わりに。
■ゲクラン > 立ち上る煙と篝火はそのままに、暮れる闇夜にぽつりと浮かんで。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中の山小屋」からゲクランさんが去りました。