2026/01/05 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/温泉」にレフェーリアさんが現れました。
レフェーリア > ほう、と長い吐息を吐き出しながら、寒々しい冬空にもうもうと湯気の立ち昇る様子を眺めている。
温泉宿ではなく周りには何もない自然に沸いた温泉に、傍らには服を重ねて置いて浸かっているという冒険者他流れの者にとってはありふれた入浴風景。

彼女が女一人、湯船に豊満過ぎる程の胸元を浮かばせていたとしても。
その分外気は随分と寒く、ぱちぱちと火が爆ぜる音は近くに用意した焚火から響いている。
ついでに透き通った湯船の中には足を伸ばした裸体も全てが丸見えで、投げ出された格好に湯に暖められた身体は程よく色気ついて見えるものかもしれない。

「……もう少し、掛かるかな……」

そんな言葉と共に焚火に掲げた洗った衣服の具合を確かめながら、傍らに置いた表面の湿った薪木を追加する。
湯船の近くで火を焚くのも、こんな場所ならではの行為かも知れないと思って、暫しの時間に身を浸らせて。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/温泉」にボルフライさんが現れました。
ボルフライ > バロン「効率の悪いことだ」

そうつぶやくのは温泉の傍らに身を座らせて休んでいる馬の魔獣、バロン。
馬よりも一回りも二回りも大きな体躯と、双対の角を持つ黒馬の毛並みは、焚火の明りにより妖しくも幻想的な反射を伴っていた。

彼がここにいるのは、レフェーリアの護衛…というわけでもなく、たまたま気まぐれに彼女の元に訪れ、こうして出かける故について来てみただけである。

バロンの言う効率が悪いというのは、こうして自らの足で遠方に赴くことを言うのか、それとも焚火を使って服を乾かすことか、湯舟に身をつけて清めることを言っているのか。
魔法でなんでも済ませてしまう彼にとっては、あまり旅の醍醐味とか、ロマンみたいなものは理解できないようだ。

レフェーリア > 女一人で生肌を晒しているというあまりに無防備な恰好だったが、野盗や魔物に襲われる危険性は微塵も感じてはいない。
焚火の傍らに聳えているバイコーンの姿を目にしたならば、並大抵の者はその場で逃げ、魔物だって寄り付かないものだろう。
如何に彼女が湯船の中で堂々と裸体を晒し出していたとしても。

「……たまには、こういう事をしたくなるものですし……」

それに、と付け加えながら湯舟の傍らに置かれていた手紙を相手にも見せてやりながら、とろんと熱気に顔は十分緩んでいる。
相手と出会った事は偶然であれども、相手が仕えている主とも同行の士とも言うべき相手から、ぜひとも来て欲しい、との話。

「……満足したなら、今すぐ貴方に乗りますよ。そっちの方が効率が良い、ですから……」

うっとりとした表情の中で、待ち受けている何かを想像してか甘い顔立ちのまま。
そのまま話を受け入れたなら、焚火で乾かされた服に袖を通されないまま相手の背に乗るかもしれないもので。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/温泉」からレフェーリアさんが去りました。
ボルフライ > そうして夜中の一人と一頭はしばしそこで滞在したのち、その先のどこかに赴いていった…。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/温泉」からボルフライさんが去りました。