2025/07/26 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 九頭龍山脈、どちらかと言えば中腹より麓に近い辺り。
まぁ、そうは言っても、街道からは少々離れた位置、との感じだろう。
そこにあるのは、上流から下流へと流れる河川、大きくもなく、小さくもなく、程々の大きさか。
そんな河川の畔、座るのに程良い大きさの岩の上、そこに一人の少女が座っていた。
その傍らにはタライが一つ、その手に持っているのは一本の釣竿。
そこまで言えば、何をしているのか、なんてものは誰でも分かるだろう。
とは言っても、今ここにある明かりは夜空から照らす、月明りのみ。
それなりに意識していないと、ぱっと見で見付けられる、と言う事はない…と、思う。
さて、そんな少女ではあるが、行っている釣りの成果はどんなものだろうか?
■タマモ > [1d6+0→6+(+0)=6]
■タマモ > 「………ふっ」
垂らす釣り糸、水中に浸している釣り針のある辺り、そこへと視線を向ける少女。
その少女からは、誰かが居れば自慢げに見えるだろう、そんな雰囲気が溢れんばかりに感じられていた。
それもそのはず、足元に置いてあるタライだが、その中身は…結構な魚の数が、覗けば見える程であったからだ。
最近、少々不調が続いていただけに、今回の成果は、なかなかに嬉しいもの。
とりあえず、後何匹程釣ったら終えたものか…とか、そんな余裕の思考を巡らせていた。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にシルヴァさんが現れました。
■シルヴァ > 九頭竜山脈の中腹から流れる河川岸を彷徨く一つの影。
月明かりがあったのと獣の匂いも気配もないのがまだ幸いだろうか、探り探りでゆっくりと進んでいく。
「なっ、なんでこんな事にっ」
元々は迷宮探索のクエストをパーティーを組んで進めていたのだが、トラップの解除に失敗して空間転移させられたのが現状だった。
しかも装備品もその時にほとんど失っていたために、あまりにも軽装といった姿がボヤキの原因ともなっている。
お互いの気配を感じるのはどちらが先になるのだろうか、上流の方からゆっくりと近づいていく形となる。
■タマモ > 河川岸、その付近に居た事は、少女にとって幸運な事だっただろう。
普段であれば、獣、そして魔物さえも、現れる可能性のある場所。
しかし、今現在、それらを抑え込むような気配が、その周囲に漂っているからだ。
…もちろん、その要因は己ではあるが、実のところ、理由は大した事はない。
お前達が来ると、魚が逃げるんだ、こっち来るな。
以上である。
もっとも、その対象は獣と魔物、それのみに感じさせるようにしたもの。
だからこそ、少女には感じる事もないだろうし、他に誰かが来ようとも、感じる事はなかっただろう。
「………?」
とは言え、それ等でない者が近付いて来ようとも、こちらは当然のように感知する。
ぴくん、特に周囲を探ったいた訳でもないが、反応するように耳が揺れる。
多分、先に気配を感じたのは、己の方。
普段であれば、釣りの邪魔をしそうな雰囲気とか感じれば、嬲ってやろうと動き出すのだが。
今回は、特に気にした様子もない、ゆったりとしたままだった。
なぜならば、今日の釣りの成果は上々だったから、である。
今更魚が散らされたところで、もう終わるタイミングを見計らっていたところだ、何ら問題は無い。
ただ、誰がやって来て、何をしていようとしているのか…その辺りは、ちょっと気になるところ。
その動きを確認次第で、行動方針を決めようと、もう少しだけ、少女の動きを探っているつもりで。