2025/06/15 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にラヴァスカルドさんが現れました。
ラヴァスカルド > 巨大な火山、火山そのものが脈動して歩行するかのように、
マグマの塊のような大きなものが、
辺りを焼き尽くして歩き回っている。

それは焼け跡を残しながら、自らが食い散らかすための雌を探し、
怒り昂りながら欲望をぶつける相手を荒々しく探していた。

時折、手から湧き出すマグマの砲弾のようなものが、
行く先々の物を無差別に爆散させ、煙を上げさせていた。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からラヴァスカルドさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/温泉宿」にルーベルさんが現れました。
ルーベル > 街道沿いの温泉宿の大浴場。
人の少ない昼間からゆっくりと湯につかる初老の男。
個室風呂や貸し切りにするのも悪くはないのだろうけれど、あえて『温泉』らしさを楽しむのも悪くないだろうと。

近くでは桶に従魔のスライムも浸かっており。ふよふよ形を変えているのは湯を愉しんでいるのかどうか。

ゆらゆら揺れる湯は白く、何かの薬湯のようで。ただ湯の温もりだけでない熱を体に与えてくる。
心地は好いが、この湯では違う意味でものぼせあがってしまいそうなほど。

「湯治のつもりであったが…ふむぅ」

だらりと脱力しながらに、こういう風呂ではそういう商売をしている者も少なくないことを思い出す。従業員によるものもあるし、それ以外も紛れ込むこともあり、内容も面子も様々らしい。
信徒への奉仕行為の一部だと騙されたような聖職者やら。金に困り果てた冒険者やら。宿に弱みを握られた貴族やその子女やら。学院生なども貧に窮するものなどはこういう所でのそれなりに高額な臨時雇いに飛びつくのかもしれない。

湯を堪能した後はそういうサービスを頼んでもいいかとも思いながら、晴天仰ぐよう顔を上に向けて息を吐いて。