2025/12/20 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にディレッタさんが現れました。
■ディレッタ > ――不夜城ハイブラゼール。
昼、という概念は無く、とこしえの夜を纏った街。
此処は眠らずの地。慾がひとところに集う坩堝。
立ち並ぶ建造物の歪さは猥雑で退廃的めいた空気が所々から漂っている。
客引きに勤しむ白粉の香を纏った女や、一夜限りの恋を買う男も居れば
ギャンブルに大負けした者が上げる、悲喜こもごもの悲鳴や嬌声。
何処の階層からもそんな騒がしさが噴き上がるのだ、此処は。
女は、街の煌めきを閉じ込めたような黄金の瞳を細めて
ひらりと腰に添って吊り下げた光沢のある黒布を翻す。
歩を進める曲線美が、夜光を跳ね返して――
「……ふふ、今日は何処からでもいい匂いがする。」
足元の影が騒ぐ。人の隙間を、雑踏を縫って――触れる。
男達の欲望も、女達の秘密も、寄り添うように影を宛がい、咀嚼する。
そうして知る。欲望の温度を。熱を。
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にシグルズさんが現れました。