2025/09/27 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” カジノ」にゲクランさんが現れました。
■ゲクラン > 深夜のカジノは、酔客と、大敗して荒れた客と、それを挑発する勝者という、混沌の坩堝のような場所になり果てる。
喧嘩の仲裁をし、暴れる客を制圧し、酔いに任せて痴漢行為やスリを働く輩を締めあげる。
何時もより忙しい夜のエアポケット、やっと少しだけ暇が出来た。
併設されたbarへと身を寄せてカウンターの隅に腰を下ろすと、頼んだのは珍しくただのお茶。ロンググラスに入っていればお茶と見紛うものではあるが、流石の忙しさにアルコールを飲む気にはなれなかったようで……。
「ったくどうなってんだオイ……。今夜は荒れ過ぎだろいくらなんでも……。」
酔った客は男でも女でも面倒くさい。大分過ごしやすくなったというのに、身体が熱を持ったかジャケットを脱ぐとバーテンに預けてシャツを軽くパタパタと摘まんで仰いだ……。