2025/09/06 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」にゲクランさんが現れました。
ゲクラン > 明け方までのセキュリティ、その仕事が終わり仮眠を取ってからまた出直したカジノ。Barカウンターで適当なお酒を馴染みの店員に頼んだ後、会場を見渡せる2Fの吹き抜けにある席に腰を下ろした。

バカラ、ルーレット、ポーカーにスロット、オーソドックスな物から様々なルールのものまで網羅したこの場所は享楽の都と呼んで差し支えない。
頭を抱えるものやガッツポーズ、飛び跳ねる者。或いは、札束を、チップを誘い文句にディーラーやフロアパーソンを引き連れ消えて行く様までよく見えて……。

「客層も良いんだろうなぁ……、酔って大暴れもなきゃ、基本金で解決するからなんだろうけど……。」

この数日セキュリティらしい仕事は碌にしていない。
何事もチップで解決する様を見ているからではあるが、目を光らせるのはイカサマやコソ泥の類。
今は仕事中でなくても、どうしてもそんな風に視線は追ってしまう。
チップ1枚で一般市民は何カ月過ごせるのだろうか、そんな大金が簡単に右から左へ、その異質な光景をただ、眺めていた。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール”」からゲクランさんが去りました。