2025/07/10 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” どこぞのカジノ」にタマモさんが現れました。
タマモ > 港湾都市ダイラス、歓楽街であるハイブラゼールのどこぞにある、カジノの一つ。
色んなギャンブルゲームが行われており、どこぞでは勝者が、どこぞでは敗者が生み出されている。
そんな勝者である者の一人として、少女はのんびりと遊戯に勤しんでいた。

現在、少女が腰を落ち着けているのは、スロットゲームのコーナー。
カジノ内で少女が最も得意としている、と豪語しているだけあって、結果は上々。
レバーを引いてはボタンを押し、当たりを引き当てている、そんな傍らには、幾つかのメダルの詰まった箱。
周囲の注目を浴びる中、変わらぬ調子で、ぽん、ぽん、ぽん、とボタンを押し、更なるメダルを入手する。
まるで、超高確率で当たるスロット、みたいに当て続ける少女に、店員は複雑な表情だ。

「ふむ…まぁ、まず出だしとしては、こんなものじゃろうかのぅ?」

正直、どれだけ稼いだのか、なんてのは興味がない。
少女としては、ただゲームを楽しんでいるだけで、メダルはおまけみたいなものなのだ。
とは言え、同じゲームばかりも…と考えれば、もう数度当てたところで、やっと手を止める。
間違いなく、もう帰ってくれオーラを垂れ流す店側の者達をよそに、立ち上がる少女は視線を周囲に。
メダルの箱を乗せたカートを掴むと、がらがらとカートを引いて、次の遊び場へと向かい始めた。

他のゲームを純粋に楽しむも良いし、誰かと一勝負とかも面白いだろう。
このメダルを元に、誰かを招いて遊ぶと言う手もあった気がするが…まぁ、まずは、何があるか、だ。
ゆったりとした足取りで、カジノ内を練り歩く少女。
そのお眼鏡にかなうような場所か、出来事か、誰かか…果たして、見付かるだろうか?

タマモ > 見付かる日もあれば、見付からない日もある。
適当に練り歩くも、なかなかに、これ、と言ったものが見付からないのであれば…
ここからは、己の直感に頼るのみ。
あくまでも、継続の姿勢を見せる少女に、店員一同はどんな気持ちで眺めているのか。
ここから先、少女がどんな行動を見せ、どんな事を起こすのか…それは、その場にいるのみぞ知る。

ご案内:「港湾都市ダイラス “ハイブラゼール” どこぞのカジノ」からタマモさんが去りました。