2025/08/16 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場/地下」にレフェーリアさんが現れました。
■レフェーリア > 体のいい仕事として騙されたのか、借金を抱えて首が回らなくなったのか…はたまた、自ら選んだのか。
日夜華々しさとは真逆の悪趣味な光景が繰り広げられている闘技場、その中に存在する地下施設。
広がっているのは虚ろな目をしたまま全裸で、或いは孕み腹を抱えて檻に入れられた女性達、忙しなく暴れ鳴く魔物、雇われているのではなく危険性から幽閉された闘士。
敗北者の宿命と言うよりも遥かに悍ましい光景が広まっている空間の中を、ひたひたと足音と共に肉を揺らして歩いているのは一人のの女性。
既に身に纏っているものは何一つとして存在せず、雌肉の質感と存在とを存分に示している事もあってか地下では普段よりもけたたましい声が響いている。
「……あ、の……では……」
卑猥な言葉を投げ掛ける闘士、性器すら露出して鉄格子を激しく叩く魔物、或いは。
彼女に今回課せられたのは治療師としての怪我を負った者達の治療ではなく、もっと根源的な目的。
血が流れる事も何ら珍しくもないこの場においては、魔物の命も闘士の命も有限である。
時には残酷なだけの見世物に雑に散らされるのも何ら珍しくもない以上は、補う必要があるだけの話。
「……あなた、を…」
故に彼女は告げられていた。この地下の中に居る誰かを…またはどれかの子を孕むまで、出られないのだと。
代わりに何を孕むのかは選ばせてやると熱に浮かれた表情で、指差した先には――
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場/地下」にクロスさんが現れました。
■クロス > (男は暇つぶしの為にここ、アケローンの闘技場に居た。
日ごろから貧民地区で粛清やら、仕事の為に襲い掛かる客や住民をねじ伏せることが日常茶飯事であり、腕には十分に自身があった。
だからこそ、ギルドとはまた別の金儲けの手段として顔を出していたのだった。
結果的には楽に勝てることが増えたせいでそこまで楽しめるわけでも、達成感も無く、面倒でつまらないと言う感情しかなかったのだ。
控えとして地下に居座っていると、一人の裸族の女性を見る。)
「…ここではそういう休憩が日常なのかね…」
(独り言を呟きながら吸っていた煙草を吐き出す男。
周りが卑猥な言葉を投げかける中、大人しく女性の姿を眺めながらも良く実ったその体を厭らしそうに鋭いその目つきで眺めていた。
見ていると指先が自分の方を向いたのに気付き、ゆっくりと座っていた椅子から腰を浮かして近寄る。)
「…俺を指名か?ハハッ、あんた良い趣味してるぜ…」
(真正面に立てばかなり離れている身長差を見せつける。
見下ろす様にしながら裸の女性を眺め、ニヤリと笑えばミレーらしい鋭い牙の生え揃う口内を見せつける。
男にとっても思いがけないチャンスであったが、今は大いに喜ぶことにした。)
■レフェーリア > (選ぶ事になったのは、一人の男。身体に備わっている獣の耳や尻尾からミレー族という事は分かりながら、中に収まっている他の面々と比べて落ち着いた雰囲気を醸し出させている。
というのが選んだ理由になったのかはともかくとして、悠々と煙草を吸う様子を前にして見張り兼案内役でやって来ていた男は指名したのを見ると意地の悪そうな笑みを浮かべながら施錠を外していき。)
「あ、の……よろしく、お願いしま、っ……」
『ちゃんと孕んだら呼ぶからよ、それまでは任せるぜ。殺すなよ』
(扉が開かれ、周りの野次やらを他所にこの場所には不釣り合いな様に丁寧な挨拶を投げ掛けようとした所、どん、と背中を押されて、そのまま扉を施錠しと共に去って行ってしまった。
血の気の多い者ばかりの部屋に男女が二人。何をされるのかは明白どころか、それ自体が目的でもあり。
十分過ぎる程の重量感と肉感を備えた身体は、個室に入り込んだだけでも熱烈な色香を漂わせていて。)
■クロス > 「んッ、よろしく…」
(丁寧に挨拶をしてくる相手に対して、こちらも適当な挨拶を返す。
咥えていた煙草を取り、握りつぶせば灰にしてその場に捨てれば、着用していた革ジャンを脱ぎ、ボタンも一つ外す)
「あぁ、わかっているさ…。
…ま、孕ませれるかどうかは別だがな…」
(目の前の女性がどういう条件を出されたのかは男が知るはずもない。
だが、『孕む』と言う言葉を聞けば、おそらくは相手にとってはこの男は最悪の男となるだろう。
人が居なくなり、残り香があるがそれ以上に香る女の香り。
その香りを嗅ぎ、男は密室の中で女の体を味わい始める…)
■クロス > 【部屋移動】
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場/地下」からクロスさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場/地下」からレフェーリアさんが去りました。