2026/01/25 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にルーパスさんが現れました。
■ルーパス > 船着き場の一角、奴隷市場にも程近いお世辞にも治安の良いとは呼べない場所。
そこへ足を向けたのは一張羅の代わりを見つけるため。
衣食住の食と住に困る事は無くなった。しかし、未だ手にしている衣装と言えば、
この執事服と過去の仕事服のみ。勿論、娼館の姉達からおさがりを……
そんな提案もあったけれど、何分その巨躯故にサイズが合わず。
「ここ、か──?」
足を踏み入れた倉庫。そこには様々な衣類が、装飾品が、武器が並べられていた。
新品から使い古し、捨て値同然のゴミのようなものまで、まさに玉石混交。
布地の面積も、厚みも薄い裸同然の女性を侍らせた小太りの男が仕切るその店は、
どうみても正規品を取り扱っておらず──。
「どれもこれも──、ッ、いや勝手に見ているから結構。」
低い声が強く鋭く言い放つ。取り巻きと思しき賊崩れの男の接客を拒むように。
普通の、街中の店で買い物が出来たならどれだけ幸せだろう。
そんな想いが巡る。そして、自らが着たい物。それすらも知らない事にまた愕然としてもいた。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からルーパスさんが去りました。