2025/09/23 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 酒場」にゲクランさんが現れました。
ゲクラン > 既に日付も変わった頃合い、無事用心棒の仕事を終えてたんまりと懐が厚くなり機嫌も上々。
ジャケットを羽織りながら向かった酒場、既に客も帰路につき始め比較的落ち着いた店内、案内された広めのソファ席は体躯を考慮してくれたのだろう。
この街のカジノで使えるチップを、それこそチップの代わりとして給仕に手渡す。

「エールと肉と肉と肉でな オヤジ!」

そんな無茶な注文。程なくして、どん!と通常の倍はあろうかというジョッキというよりもピッチャーの類、
そして焼、煮、揚げの肉料理が目の前に並んだ。

「くぅ……たまんねぇなこれ!」

フォークを手に乱雑に肉を刺すと頬張り、エールで流し込む。
獣じみた食べっぷりの所為、口角から零れるエールが白い布地を濡らして、それを気にした様子も無く貪ってゆく。

お世辞にも綺麗な食べ方と言えたものではないが、ようやく突っ込んだ肉のお陰で空腹が落ち着くとその勢いも落ちて行って……。
ソファに背中を預けながらくつろぐように両腕を背もたれに、まだまだたくさん残る料理を目の前に、今はただ小休止。

ゲクラン > とりあえず。片手に余る大きさの量を注ぐ事が出来るジョッキに、柑橘酒を注いでもらい一気に煽る。

そんな無茶な飲み方をして数刻。見事な酔っ払いが出来上がり、這うように上階の宿へ、なんとか迎えたとか……。

ご案内:「港湾都市ダイラス 酒場」からゲクランさんが去りました。