2025/09/12 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 酒場」にゲクランさんが現れました。
■ゲクラン > 夜も更け賑わう酒場のカウンターの隅、大きな身体を無理やり押し込めた壁際で、注文した料理は骨付き肉の塊と喉が焼ける程の強い蒸留酒。
口元が汚れるのも気にせずに齧り付いた肉を咀嚼しながら、その名残を酒で流し込む事数回。
「プ──ハァー! やっぱ、酒、肉。労働の後にはこれよこれ。」
ドン、と豪快にグラスをカウンターに叩く。数人の男から苛立ったような視線を向けられたけれどどこ吹く風で、次は何を飲もうかとメニューの上を走る指先。
酒は強いか甘いか辛いか、その程度の認識しかない。
だから、手っ取り早く酔えるものを選びがちで……。
暫くメニューとにらめっこをしながら、次の注文はいつになることやら──。