2025/09/01 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にイザベルさんが現れました。
■イザベル > 内海を周回する船旅だった。各地各地へと人と荷を積んでは下ろしと繰り返すこと1週間弱。
やっと戻ってきた陸地にほっとするのは海の女とて同じこと。
昨夜は部下としこたま酒を飲み、前後不覚に陥って目を覚ましたのは船の自室。そして、起きたころには既に陽が沈みかけていた。
「や……流石にハメを外し過ぎたかね。アイツ等に説教出来た身じゃないねこりゃ……。」
普段は人に迷惑をかけるな、騒ぐなと言い聞かせているが、昨晩はそうもいかなかったようで。
バツが悪そうに頭を掻けば何時もの格好に身を包んで桟橋の係留柱へ、何も縛られていない空いているそれに腰を下ろすと船を見上げ、持ち出した水の瓶を煽った。
「今度もご苦労さんだったねぇ、フルームン。 次はそろそろまた、外海にでも出ようか。」
長い長い旅になる。それだけ実入りの多い仕事にもなるが陸地を離れる寂しさも無いではない。だから少しばかりの逡巡を。
■イザベル > くぁ と大きな欠伸を一つ、まだまだ身体が休みを欲する。
冷たい酒瓶でおでこを冷やしながら船室に戻る姿はふらふらと。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からイザベルさんが去りました。