2025/08/21 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 酒場」にゲクランさんが現れました。
ゲクラン > 接岸した船から積み荷を降ろす。下ろした積み荷を倉庫に運ぶ。
そんな仕事の後の一杯は沁みる。体力に自信はあるし筋力にもある。
疲労もさして無いとはいえ、労働の後の一杯というのは格別。

意気投合した船員と先ほどまで飲み交わしていたけれど、彼らは各々目当てを目的に去って行った。
となるとテーブル席を一人占拠するわけにもいかず、追いやられるカウンター席。

「しっかし船乗りってな強えぇなぁ……。長旅のあとの荷下ろしから酒かっ喰らって女たぁ……。」

普段と環境が変わるからテンションの上がりようが違うにせよ、素直に感嘆の声を上げた。
何杯目になったか知れぬエールのジョッキを傾けながら、顔色一つ変えていない男も大概に強いは強いのだが──。

「大将、なんか肉をくれ、肉。 塊肉ならなんでもかまわねぇや。」

ゲクラン > 出て来た骨付き肉。それを片手に齧りつく。
口元が汚れ、タンクトップにも肉の汁が落ちてしまうけれど気にする様子も無かった。
豪快に二口、三口と収めてしまえば残りの骨を皿の上に転がして、会計を済ませると腹を叩きながら店を出る。
行く先はまだ決めてはいない。

ご案内:「港湾都市ダイラス 酒場」からゲクランさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にトリシャさんが現れました。
トリシャ > 「付いていませんね…帰りの船が欠航なんて」

依頼で足を運ぶことになったダイラス。
荷物を運ぶという簡単な依頼で帰りも船で帰れば短期間で依頼が終わる。
そう考えていたのだが、帰りに乗るはずだった船が就航できなくなったという話で予定通りにはいかず。
思わずにぼやいてしまったが、予定していた船が駄目となれば次に打つ手は二つ、王都に向かう船なり商隊なりを探すか、宿を探す。

出来れば王都行きがあればいいが、なければ宿で一休みが現実的であり。
そうと決めれば早速、船着き場にいる船乗りや商人といえる姿の人々に声をかけていくことにして。

「申し訳ありません。王都行きの船か商隊をご存じでないですか?知っていれば教えて欲しいのですが。もしくはお勧めの宿でも構いませんので」

知っていそうという姿を見れば、こう声をかけて聞いていき。
王都行きの話は聞けないが、宿は何軒か聞くことができ、その度に頭を下げてお礼を告げては離れ。

そしてまた知っていそうな人がいれば声をかけてを繰り消し。

「申し訳ありません、お尋ねしたいことが」

そう言っては目についた相手に声をかけていって。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からトリシャさんが去りました。