2025/08/05 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にイザベルさんが現れました。
■イザベル > 宵闇の桟橋。そこへ明かりを齎すのは月と一定周期で巡る灯台の明かり。
桟橋に至る最後の外灯。その下にあるベンチに腰を下ろして酒場で買ってきた瓶の液体を煽り眺める。
「月明かりに映えるねぇ、アタシ達の船は……。」
今夜だけで何度このセリフを吐いただろうか月明かりがシルエットを、灯台の明かりが刹那の全容を照らし出す。
足を組み、潮風が時折マントとテールを揺らす。
一月近い航海の後、まだ錨を上げるつもりはない。船体にこびり付いた海魔の卵や水生生物の除去もまだ終わっていないから、暫くはこの光景を堪能出来る。
「アンタも寂しがるだろうから、今夜からはアンタの中で寝る事にするサ。」
瓶を船に掲げる。大地の上、揺れぬベッドでの生活もそろそろ一旦おしまいにしようと。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にアキアスさんが現れました。
■アキアス > ダイラスまでの隊商護衛依頼。
馴染みの商人から、場所も場所だからと依頼料も奮発してもらって。
カジノで多分に散財しては、最終的にその日の収穫は片手に握る酒瓶一つ。
それに口を付けてちびり、ちびりと中身を呑みつつ、ほんのりとした赤ら顔で歩く船着き場。
並ぶ船の中、ひときわ存在感放つ三本マストの船に少し圧倒されたように歩みを止める。
それは見た目からのものだけでなく、魔術を組み込まれた船であるから、自身に憑く者が興味を向けたがゆえで。
「うっせぇな、わーってるよ、俺でも解る」
ぼそりと、騒ぐ内なる存在に小声で返す。
補修跡自体は隠しきれないが、そこが美しく整えられている。
しっかりと手が入れられているのが素人目でも解った。
桟橋を歩いて船体を眺めていれば、船に瓶を掲げるシルエットが見える。
羽織るマントで判別しづらいが、女だと解ればにへらと頬弛め。
「良い夜だな。……この船の船長サンかい?」
恰好を見れば、乗組員、というよりもそのとりまとめ役のように見えたから、船長かと問い。
近くまで歩み寄っては、ご一緒しても? とばかりに、ちらりと彼女の隣を視線で示した。
■イザベル > 残りの酒もあと少し。そろそろ船に戻ろうかと思案していた矢先、掛けられた声に視線を向ける。
こんな夜更けに桟橋に来ると言えば同輩か世を儚んだか、密航者そんなところが相場だろうか。
今回はそのどれとも違ったよう。同じように酒瓶を手に歩く姿、どちらかと言えば酔狂の類だったようだ。
「月の綺麗な良い夜だね。 ああ、構いやしないが、身投げ前の慰みだったら勘弁しておくれよ?」
ククっと喉奥で笑うような声を零しながら、勝手にどうぞとばかりに少しだけズレて間を開けた。
そのまま瓶を逆さに傾け、口を開ければ残りの一滴まで振り落とす様にして、飲酒が終わる。
「フルムーンってんだ。ほんと、こんな月夜には御誂え向きの男前さ。」
ふんと鼻を鳴らして自らの船を自慢する。背もたれに寄りかかり胸を逸らせながらマストの先までしっかりと視界に収めようとするように。
■アキアス > 海の男は荒っぽくも気の良い連中が多い、のは、単なる主観からの感想だが。
海の女も、それらしい口ぶりに、身体をずらして座る場所を確保してくれるあたりで似たようなものかとも感じながら。
どっかりと、大きな体をベンチに降ろす。
「死ぬ前に会うには上等な美人さんだが、あいにくもちっと世の中楽しんでからにしたいね」
美人と称したのは彼女のことか。船の事か。
彼女と入れ違いに、酒瓶へ口を付ける。こちらは、煽り切らず。僅かに口に含んで強い酒精と香りを楽しんで。
「見た目以上に懐のデカそうな……デカ……んんっ。
まぁ、俺は船の良し悪しは詳しかないが、男前にしてもらってんのは分かる」
ちらりと視線の端に見えた、彼女が逸らす胸のボリュームに言葉を詰まらせつつ。
彼女が自慢する船に施された、搬送に理想的な魔術や、細やかな整備の具合を指しては、男前というのに頷いた。
■イザベル > 「そりゃぁそうだ。アタシの夢見も悪けりゃ、船の縁起も悪いからね。」
隣へと大柄な体躯が座れば女性としては色々と大柄であると自覚していてもその差を感じずにはいられない。
少し見上げるようにしてその姿を視界に収めれば、自身の胸に対してのリアクション、大袈裟に、わざとらしく、嫌味ったらしく溜息をついてみせれば、空き瓶でそのわき腹を小突いた。
「ったく、どいつもこいつも、男ってなぁもう少し紳士になれないのかい?
ま、旦那の忘れ形見だからね。いつ帰ってきても良いように、磨いといてやらないとサ……。」
全く、と胸の下で腕を組み男へじろりとした冷たい視線を送る。胸の下で組んで持ち上げている辺り揶揄を孕んでも居るのだろうが、
先日も似たような事があった気がすると、その腕を解き、それはそれでその膨らみがみっちりとした布地の下で揺れるのだが──。
■アキアス > 視線の端に見える大きな胸元の二つの膨らみ。
その果実を隠すようには彼女のマントはが羽織られていないから、
どうやらサイズがぴったりすぎるジャケットのせいもあって胸を張るほどに、むっちりと大きさを主張する。
そんな視線にも慣れているのだろう。あからさまな溜息に、胸に注視して気づけない視界の外からの空き瓶での指摘。
それを受けては、おどけたように脇腹をすくませるようにし、抑えて見せて。
「おっと。無理な相談だなぁ、そいつは。あんたが船を扱うみたいにゃいかねぇ。
旦那さんの、ねぇ。……磨く手伝いくらいなら、してやれるけどなぁ……♡」
男が良い女を目の前にして制御が緩むのは仕方がないといいたげにおどけるが、
忘れ形見と聞けば、少しだけその態度を潜める。
けれども、しんみりとしたのはほんのわずか。
腕を組んでいるのを解いても、まだ主張するそのたっぷりとした質量に、強い酒精に酔っていくらか上気した頬を弛めて。
磨く、という船の維持のことを。彼女自身の身体のことと、わざと勘違いしたふりをして。
そぅっと、胸にも負けずぱっつりと下衣の布地に負荷をかけている、大きな尻肉に指を伸ばして。
■イザベル > 脇腹を突いて見せた事で多少気が済んだのかご満悦な表情を浮かべ、続いた言葉には頭を抱えたくもなる。
「本当にどいつもこいつも、盛りの付いた猿じゃないんだ、紳士的に口説いて見せるくらいの器量くらい持ちなよ。
生憎、素人にゃ触らせないよ。ウチの野郎共にだってメンテナンスさせやしないんだから。」
磨く、が船に対してだけでなさそうなのは想像がついたから、そんな言葉を重ねてみる物の、彼の手が臀部に触れる……それを好きなようにさせていた。
むっちりと、しかし柔らかく包み込んだ尻肉は奥へ奥へとその指を誘うよう少し浮かせられた……が。
思いきりその手を踏みつけるように体重が掛けられた。
「アタシはロマンチックな方が好みなんだけどねぇ?
綺麗な月夜に良い女が居て、するのはコソコソと尻を触る事かい?情けないねぇ……。」
尻肉で手を潰したまま煽るように囁く、彼の手が伸びた事で少し縮まった距離、身体を少し傾けてやれば、潰した手、そこから伸びる肘から二の腕に欠けて、柔らかな感覚が押し当てられる。
硬く跳ね返す筋肉質な腕の感触、見上げれば碧と紅、其の奥に光る月が重なる。
そして押し付けた事で歪んだジャケットの胸元、そのボタンが外れブラウスが露わになる。みっちりと乳肉を映しながらも、下着のライン一つも無いその膨らみを。
■アキアス > 男があわよくばとその文字通りはち切れそうな身体をと狙うのを分かった上でだろう。
盛るばかりでなく口説けとそう言われれば、くつくつと喉を鳴らしつつ。
口悪く言葉を返してきながらも男の手を誘い好きにさせる、張りのある柔らかな尻肉。
そこへ指を這わせ、掌を滑らせていれば、ぎゅっとその柔みで押しつぶされて。
太い腕の自由を奪うように柔らかな肢体が添う。
そのまますぐ傍で煽るように囁かれる声に、にんまりと楽しそうに口端上げて、碧眼が細まる。
「そいつぁ、失礼。っても苦手でねぇ。気取った言葉ってのは。
綺麗な月も、男前の船も嫌いじゃねぇが。アンタにばっかり目が良くんだから、もうどうしょうもねぇよ」
野暮ったくも率直に。男なりの口説き文句を囁いて。
ぷつんと釦が外れた胸元、白いブラウスの向こうにますます強調されるような胸肉が男を誘う。
けれどもそれは視界端に置いて。今は、美しい緋色の瞳を見つめたまま。
潰された腕にも力を込めて。もう片方の腕も伸ばし、女の腰元を捕まえようとし。
同時に、揶揄と煽りが得意な口をふさいでやろうと、噛みつくように唇を寄せていく。
■イザベル > 「これだから猿は──。 全く、少しは手を使わずに、言葉だけで濡してやる位の気概とボキャブラリーが欲しいもんだね。」
野暮ったい台詞に、聞き飽きたとばかりに返す。どうにも、可憐な女性でないせいか、そういった男性に縁が無い。
それは過去もそうだったしこれからもそうなのだろう。
だから、腰を抱き寄せ唇を寄せて来る男の唇を、こちらからも押し付けるように合わせてやれば、抱き寄せる腰の手に乗じて、腰を浮かせると膝を支点に身体を入れ替えた。
距離が遠くて口づけだけで首が痛くなりそうだとでも言うように、彼の膝を跨ぎ同じ高さになった視線で、もう一度、こちらから唇を寄せた。
「ン──、ッ デカすぎるのも、考えもんさね。」
彼の身体か、自身の胸か。向かい合うだけで彼の胸板に触れる膨らみ、口づけが深くなるにつれ、それは一層歪み、谷間を深く刻んでゆく──。
■アキアス > 「怖えよ、ンな男。ってか惚れでもしないと無理だろ、っ、む……」
言葉だけで女を濡らすのは、まず他の要因で行為を持たせてないと無理だろう。
本当にそんな男がいたらまず淫魔ではないかと疑うほうが正常。
そんなふうに軽口返して。
彼女からも寄せられる唇。最初は互いに奪い合うように。次いで、図体の大きさの割に丁寧に食み合わせいく。
柔らかく、肉付き良い肢体が押し当てられ、男の動きに合わせて膝上にと乗り上がる蠱惑的な身体。
たっぷりとした乳肉が二人の合間の距離を保つようで。
彼女も女性としては身長があるほうなのだろうが、男はまた一回り大きいから、膝上に乗ってようやく視線が平行に。
そのまま、今度は彼女から唇を寄せてくるから、当然のように受け入れ、柔く口唇をすり合わせるようにして。
柔らかな肉が男の胸板と彼女のかけてくる自重で潰れる。
汗ばむ谷間からの牝のにおいに、全身で味わうような柔らかな肢体に、みちりと男の股間が張りつめる。
「ふ、ゥ……っは……ここでか?」
このままここで行きずりか。あるいは、場所を移して、名を交わし、ゆっくりとか。
短い言葉で問いながらも、男の手は大きな尻肉を五指広げてむんにゅりと掴み、揉みこむ。
彼女の言う所の猿は、腕の内に捉えた極上の牝をおざなりに味わうではなく、ゆっくりと堪能したいと。
見た目に似合わない力任せなばかりでない愛撫を柔尻に施しつつ、彼女の求める言葉でなく、態度と欲とで、女を口説いていく。
■イザベル > 「そういう気概を見せなって話サ。どんな女でも、根はロマンチストなんだからサ。」
冗談めかして笑いながら、少なからず自身の暴言にも、揶揄にも臆する事の無かったこの男相手であれば身体を預けても良いとは思えた。
唇が重なり擦り合わせるような柔らかな口づけ、その唇を求めて身体を押し付ければ押し付ける程に、胸が……そして……彼の身体に乗る臀部、秘所が張り詰めた物の上に、乗った。
そして問いかけるのはここでは嫌だという意思を感じる言葉で、軽く啄んで唇を離してから。
「ククッ、旦那の忘れ形見に見られたんじゃヤりづらいかい? ──ン、ッ……本当に尻が好きだ、ね♡」
そう笑った後、尻肉を揉み上げる手をぺちりと叩き、
離させると、そのまま彼の膝に横座りをした。そのまま彼の胸に身体を預けてしまえば、好きな場所へと抱いて行け。という傲慢な催促も、多少可愛く伝わるかもしれない。
「アンタに度胸があるなら、船の中でも構いやしないよ。」
そう、煽り腕に抱かれながら、連れていかれるは何処へやら……彼の足のみぞ知る。
■アキアス > 口付けの合間にも重ねられるお説教に、男も楽し気に表情を弛める。
こういう女なのだと思えば、その言葉は可愛らしくも思えてきて。
そして、煽ったりもしながらも、男の身体に、徐々に預けられる度合の増える、彼女の身体。
暫く互いの身体の感触を覚えるように寄り添いながら、月に見られながらの、口づけの応酬を楽しんで。
「っは。この尻は、ずっと触ってても飽きねぇよ……♡」
叩かれても、そのまま彼女が好きな所に攫えとばかりの態度。
だいぶん彼女の性格も解ってきたなら、船の上でも恐らくそれなりの立場があるのだろうから、その態度も愛らしく。
煽られるまま、船の方へと男の脚は進んでゆき……。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からアキアスさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からイザベルさんが去りました。