2025/08/08 のログ
ご案内:「セレネルの海」にイザベルさんが現れました。
■イザベル > 王都から続く砂浜を望む遊歩道。潮風も涼しく涼を求めるにはもってこいの夜だった。
深入りをしては海魔や洞窟を根城とする魔物、海賊や其の類に襲われかねない。故に今日は距離を取り階段を上って防波堤の上へと。
自身を照らすのは月明かりのみ。そんな防波堤に腰を下ろし足を砂浜側へと投げ出す。
落ちたとしても着地さえ失敗しなければ怪我もすまいその高さ。
手にしていたエールの酒瓶を傍らに海を眺めた。
「気持ちの良い夜だねぇ……。日中の暑さはどこへ行っちまったんだい。」
今はマントも気にならない程に気温は落ち着いている。それでも海の女を象徴するそれを外し側に畳んだ。
そのまま瓶の栓を抜くと軽く口に含んで嚥下する。気持ちよさそうな吐息と共に。
■イザベル > 頬を撫でる潮風に任せながら、冷えたエールを口に運び。
「さぁ──、今日は大人しく寝るとするかね。」
連日負担を掛けた身体もたまにはゆっくり休ませてやるのが礼儀だろうと。
エールの瓶だけそこに残しマントを片手に戻る足取りは幾分軽い。
ご案内:「セレネルの海」からイザベルさんが去りました。