2025/06/13 のログ
ご案内:「セレネルの海 廃れた桟橋」に孫伯さんが現れました。
■孫伯 > 海辺沿いの道、その終着点である桟橋。
昔は荷下ろしや釣り、客船等で盛り上がった時期があったのかもしれない。
しかし今やそれは見る影もなく、桟橋の先に不気味に聳える灯台もその灯を消していた。
海魔や洞窟を根城にする魔物や海賊の報告が絶えない今、さもありなん。
そんな廃れ朽ちた桟橋まで散歩がてら歩いてきた男。
流石に桟橋の先は朽ちて穴だらけであり危険と判断したようで、
係留柱に腰を下ろすと、薄い月明かりの下、ただぼんやりと海を眺めていた。
「この下に、どれだけのお宝が眠っているやら……、いつか海が平定されたら、この海からも引上げたいものですね。色々と。」
今は遺跡やダンジョンの類からの引上げが主となっているが、醍醐味はやはり海。
魔物に襲われ沈んだ船も多い、そんな自分が生きている間に成せるか、夢、思いを馳せる時間。
持ってきた魔道具である袋から、ランタンを取り出すと明かりを灯し側へ。
目立つ灯りはあまり賢い選択ではないが、海魔や異形に襲われそうになったら、それはそれ。
■孫伯 > 暫くは海を眺め思いを馳せていたが
流石に黒い海面は人間に恐怖を植え付ける。
精神的な圧迫に耐えかねてその姿は明かりを求め街へと。
ご案内:「セレネルの海 廃れた桟橋」から孫伯さんが去りました。