2025/10/13 のログ
カルム > 知り合いは、居なさそうだった。
まあ、ゾス村の様な村に沢山の冒険者が居るというのは余り無いのだと思う。
冒険の途中で休憩の為に立ち寄った、とかそういう理由ならともかく、依頼を受けて、とは余り無いのだろう。
そもそも、依頼をするお金が無くて、カルムの様な冒険者が来てる時点でお察し、だ。
とりあえず、酒でも飲んでのんびりしようと、村長から貰った酒をテーブルに置く。
ジョッキが無いので、まずは一杯、エールを頼む。
最初に頼んだつまみの方ができて、男の前に置かれて、其れから届くエール。

「こういう時程、可愛い子が一緒に酒を飲んでくれたり、とかないかなぁ。」

無いのだろうなぁ、と軽く、ため息を零して見せて。
冷えたエールを口にして、それをゴクリ、ゴクリ、と飲み干す。
仕事の後の一杯はやはり格別で、ふはぁ、と酒精混じると息を一つ。
村の宿という事もあり、静かな場所だから、男は一人、静かに酒を飲み、つまみをつまむ。

カルム > しばしの間。
冒険者はつまみをかじり、酒を飲む。
エールが無くなった時、村長の秘蔵の酒を思い出すが。

「―――また、別の時にするか。」

そう、小さく呟いて。
男はバックパックに秘蔵の酒をしまい込んで。
今日はそろそろ寝るか、と宿の部屋へと、戻って行った。

ご案内:「◆ゾス村(イベント開催中)」からカルムさんが去りました。