王国の主な宗教である「ノーシス主教」の総本山。
一種の宗教都市であり、都市の中にはいくつもの教会や寺院、宗教施設が立ち並んでいる。
一種の聖地であり、その住民のほとんどが聖職者、宗教者である。中でも修道女が多い。
戦乱の時勢、少しでも安全な場所へという思いで修道院に入れられることは少なくない。
しかし、この神聖な都市も決して理想のままの都市ではない。
なんと、この街の地下には修道女たちによる売春施設のようなものが存在している。
この街を存続させるために仕方なく行う者もいれば、無理矢理させられる者もいる。
僧侶なども腐敗しはじめ、修道女などに手を出す者さえ出てきている。
戦地が近いため、傭兵なども街に来るようになり、街の中でも安全とはいえない。
それでも、この都市は、表面上、今でも神聖都市のままである。
ほとんどの人間は知らないことであり街の記録にも残されていないが、かつては神聖都市「アイオーン」という名前であった。
200年前のナルラート朝においてノーシス主教の主神の名が「ヤルダバオート」に変えられる前は、この街は「アイオーン」を祀る街であった。
※教会、売春施設、地下街など様々なシチュエーションでどうぞ。
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Time:13:43:59 更新
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート 地下教会」からヴィドさんが去りました。
■ヴィド > 「テ──…… し、テ……。」
響く金属音、軋む革枷の音。
唇より発せられる言葉は徐々に、徐々に己を無くし熱に浮かされ行く。
振り乱す髪は乱れて汗に濡れた頬に張り付き、涙と涎に塗れた顔は
普段祈祷に勤しむ清楚さは微塵もない。
内側から湧き、掻き毟る刺激を求め疼く肉欲に取り込まれた修道女が求める助けは──。
既に、修道服のスカート、その広がりでは隠し切れない程の蜜溜まり。
軋ませ藻掻く腕も足も、それは自由を求めるものではなく、熱の発散を求めるもの。
「お姉さま……誰か──、悪い子のヴィドに、お仕置き、くださいぃ!」
上がった悲鳴は何度となく、閉塞した空間に反響した。それは難く閉ざされた扉の向こうに届く事は……あっただろうか。
■ヴィド > 重く閉ざされた扉は、開く気配がない。
まるで、素材が燻されるのを待つかのような調理される食材もかくや。
襲い、若しくは強制をすれば身体を開く修道女が多いこの都市にあって、
まるで人攫いのような所業、これからを考えれば恐怖が、そして期待が身を焦がす。
「くふ──ん……あっ、つ……、ぃ」
いくら炎の明かりと言っても地下の寒さをどうこうするほどの熱源にはなりえない。
ヴェールから頬、そして……伝い落ちた足元に、水滴が落ちてゆく。
冷えた空気に中てられ結露を起すグラスの如く、
汗だけでない滴りは腿を、タイツを濡らしていった。
『──ガチャ、カチャ』
身を捩らせる度に鳴る戒めの金属音。
頭を振る度に首に食い込む金属は、朱くその跡を刻んで。
「誰……か、タスケ……テ ぁ……んっ。 あぁ……いやぁ。」
ぐじゅり、たっぷりと湿り気を孕んだクロッチから、耐えかねたように一筋の糸が落ちる。
それを自覚した修道女の目から、一筋、涙が落ちたのは苦境を恨むからか、与えられない刺激に耐えかねてか。
■ヴィド > 神聖都市の暗部、教会とは名ばかりの石壁によって密閉された地下室。
赤い絨毯の先にあるのは祭壇ではなくベッドが置かれ
その奥に見える十字架には磔のための枷が見える。凡そ神聖な場所とは程遠い、
炊かれている香から香る甘い香り、そして清めと称し口に含んだ塩味のある液体の影響か
この場の清掃を行っていた修道女は意識を失う。
そうして、目を覚ました時にはその、十字架へ磔となっていた。
「な……ァ……どう、し──て。 誰、か……ッ!」
薄暗い炎の明かりにその影が揺れ、甘い香の煙が一層濃くなったように錯覚する。
手首を、足首を革の枷に戒められ、
首に鉄環を嵌められた所為で顔を背ける事すら許されない。
ベッドの上、戒めを解く鍵が無造作に置かれているのに届かない。もどかしさに唇を噛んだ。
「や──だ……、こんな、ヒドイ。 は……ハァ。 ぁ──。」
ジワリ、内から湧き出でる熱。それを誤魔化そうにも手足に自由は無く、
吐く息のみが頼り。長く、細く息を吐いて昂る熱を少しでも吐き出すように……。
結果的により、香を、暗部によって作られた『塩』の巡りを良くするだけなのだろうが。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート 地下教会」にヴィドさんが現れました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート「そういう場所」」からシスター・パサーさんが去りました。
■シスター・パサー >
「私の場所はそういう処ですから。
神様に祈るくらいなら金貨に祈りますよ、誰でも。」
煙草の吸先を、観賞場所に置いてある雇い主様用の灰皿に悪びれもなくトンッと叩き
若しくは貴方のような金持ちほど、祈り甲斐があるのかもしれませんね。という言葉も載せる。
雇い主様は愉快な声で笑い、当然と述べるだろう。
天が決めた差配よりも、機会を物にし、蹴落とせる人物を蹴落とす。
毒を嗅ぎ分け、匂い立つ金を見つける、それがやはり必要らしい。
「今度また、院の子供らに教えておきます。
良い言葉を賜りました。」
まるで祝福を与えられたかのように、清々しい笑顔を見せる羊毛色の美しい髪とピンクアイのシスター。
その裏で考えるのは、交尾させられながら考えることを止めた者らの喘ぎ声。
あれを見て馬小屋で犯される田舎の修道女をまだ優しい現実と、先ほど述べた。
―――それを他の者に呟いたことがある。
これを見たら当然だろう 帰って来た言葉はこうだった。
地獄の層が浅いか深いかだけで優しいなんかねぇよ、と。
なるほど、と思ったものだ。
この世界、優しい、は使い間違いなのだと煙草の灰を落とし、目の前で違う神に祈ってる同業者のイッた声を聴いた。
■シスター・パサー >
宗教都市とは名ばかりなもの。
宗教と言う力は絶大でも、目に見えて効果を及ぼしたことなどは結局元をたどれば同じもの。
金と力 それ以外にはない。
金がない修道女が同じ院の飢えた子供の為に今日も馬小屋でケツを腰で打たれる日が始まる。
―――というのはまだ優しい方だ。
新鮮な野菜や麦袋が与えられるならマシ。
神父や司祭の言葉に黙って従い続けたせいで、もう何が正しいかわからなくなった物体達
それらが“そういう場所”で豚と交尾させられている.
見た目を綺麗にして、脱毛も完璧。
舐めれるほど綺麗な修道服に身を包んだ女を汚し続ける場所を眺めながら、シスター・パサーは冷めた目を向けている。
その手には蜂蜜を落とした琥珀酒があり、黄金色をした透明感はスモーキーさよりも飲みやすいクリアなものを示す。
舐めるようにグラスを傾けながら、傍の金でシスターを雇った男は、平然そうな顔を見てつまらなさそうに頬杖を突くだろう。
『お前のようなリアリストでも顔を歪むかと思ったのに、つまらん女だえ。』
しかし信用の裏打ちでもあるのだろう言葉に、高そうな中身を舐めるように味わっていたシスター
それを傍らにそっと置くや、手元にある巻き終えてあるストックの一本を口にし、愛用している金色の女で火をつけた。
「―――…、…。
このクソみたいな世界で、まだ“信じるもの”なんて甘っちょろい言葉をお求めで?
教会の神父がストリッパーのケツにキスして、聖書をトイレットペーパー代わりにしてるような現実を見て?
それでもまだ“希望”とか“正義”とかほざけと?
―――はは…、…金と力以外は全部、死ぬまでの時間稼ぎの幻想ですよ、雇い主様?」
王都やハイブラゼールも裏を除けば、腐れて、退廃的な場所
だが神像の貌にケツを押し付けてその鼻で感じているような街は奴隷都市と同じくらいにブっとんでいるのだろう
言葉は何処までも否定し、どこまでも肯定する言葉は唯一無二と綴る。
『―――全く、だからつまらん女だえ、お前は。』
そういって雇い主様が取り出した煙草
それに吸い差しをスッと差し出し、煙燃え立つ先端が真新しい切り口のそれを燃やすだろう。
ばふぅと吐かれる紫煙と、やや甘い香りがするシスターの煙草の煙は等しくまじりあい、もわりと昇る。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート「そういう場所」」にシスター・パサーさんが現れました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からルーパスさんが去りました。
■ルーパス > どれ程の時間が経過したのだろう。
既に陽も暮れて教会へ来るも出るも無くなった。
そうして、地下より出でる壮年の男性より、命じられたのは片付け。
「承知致しました。」
来る時がそうだったように、恭しく下げる頭。
臭気に眉を顰めながら地下には夥しい体液と、気を失う囚人、そして──。
「お嬢様、帰りましょう。」
自らの執事服を脱ぎその身体を覆う。夜の闇に紛れながら愛しいはずの主人を抱いて何を思うか。
■ルーパス > そんな倉庫の前に、また新たな人物が訪れる。
同じ修道会であり、所属は違えど階級は上である壮年の男性。
背筋を伸ばしたまま恭しく一礼をし、自ら倉庫の扉を開ければ入室を促した。
「お勤め、お疲れ様です。」
そう、服役囚を弄ぶのは何も、お嬢様に限った話ではない。
そうして、弄ばれるのも同じ。
檻の中、服役囚と同じ場所で、喜悦に塗れた嬌声が上がるのに時間はかからない。
それは最も馴染みの深い声。
ぎゅ、と反射的に下唇に犬歯が刺さる─。しかし、鎖に繋がれた犬の如くその場を離れる事はない。
ただ、ただ人狼にとっても拷問のような時間ではあった。
しかし、自らに衣類を、そして仕事を与えてくれた主人を裏切る事など、到底。
■ルーパス > 「いってらっしゃいませ。」
そう、言葉にして見送ってからもうどれだけの時間が経過しただろうか。
街中の教会、その倉庫の扉の前に立ち微動だにせずその場を守る執事服、
主人である名家のお嬢様は、倉庫に見せかけた地下への入り口を降りて
今はそこへ捕らえられた異教徒や思想犯を相手に欲を満たしている。
人間には知覚出来ないだろうが地下より上がる声は複数の嬌声。
しかしそこに主人のものはなく玩具と化した犯罪者のそれ。
「…………。結構だ。」
もう長い事同じ場所に立ち続けている事を不審がる信徒が、
飲み物や食べ物を片手に声を掛けてくるけれどそのどれもを短い一言で拒む。
まだ陽の高い内から享楽に耽る主人、待て、と命じられたわけではない。
しかしその行為は当然行われるべきものと疑いもせず。
悶々と階下より聞こえる雌の音と、香る臭気に苛まれながら、自らの出自を少し恨んだ。
嗅覚も聴覚も、生まれ持ったものだけに。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にルーパスさんが現れました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からアルフェさんが去りました。