2025/08/16 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」に海柘榴さんが現れました。
■海柘榴 >
奴隷都市バフート
夏場の此処は取引が多くなる
何故なら奴隷が死ぬ時期で多いのは夏場と冬場
碌な場所もないまま暑さと寒さと飢えとストレスでやられていく中で
多売の場合はすし詰めを通り越して寝そべる魚でも並べてるかのように船の中。
半分が死んでも半分を売れば利益が返ってくる、労働奴隷
死なせるには惜しい見た目をした者らほど、多少ましな扱いで売られていく性奴隷。
今回は数人の高値で売れそうな貴族の娘らを、運びと護衛を兼ねて請け負った海柘榴の所属する船
船から降ろして受け渡し、だけではなく目的地までついていく傍ら、上半身は緩やかに肩を出し暑さを滲ませる。
汗を滴らせながら、火傷と傷の跡が褐色の肌の上からわかる姿。
舌を打ちながら煽情的な谷間が見えるものの、その程度で集まる視線はまるで気にした様子もない。
「チッ―――暑っちぃなぁ 呑むついでつってもチップに目眩むんじゃなかった。」
水牛種の体躯と筋肉
顔を知っている相手のチップで絡みや逃亡対処の護衛に、舌を打つ。
パタパタと緩めた服を揺らしても、焼け石に水だった。
引き渡す前の声も、涙も、震えも、恐れも、まるで眼中にない。
ここではそれが日常なようにスムーズに取引は成立するだろう。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」から海柘榴さんが去りました。