2025/08/11 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にリーラさんが現れました。
リーラ > 貴族に王族。あるいは高級官僚に豪商。
社会的な地位と財産を築いた者たちによる互いの格付け。
その品目として選ばれたのは奴隷。
王族や貴族の由緒正しき血統書付きの令嬢。神秘的な美貌の高貴なるエルフの姫君。優れた実力と容姿で名の売れた冒険者。強大なる高位の魔族。
高貴であったり。高名であったり。凡人では。ちょっとやそっとの地位や財産では手にすることのできない高嶺の花。
それを己が奴隷として自慢しあって、互いに格付けしあう品評会というbバフートらしい催し。
自慢の仕方も綺麗に飾り付けている者。逆に卑猥な装飾で淫らに演出している者。
調教の成果を見せつけるように尊厳を踏みにじる凌辱プレイを見せつける者。
奴隷の素材の元々の品質と格に調教の仕上がり具合を加算して、奴隷の総合評価を出して比較しあっている現場は背徳の宴。
そして、奴隷の交換や売買。あるいは、奴隷商人からの売り込みがそこに足されてバフートという都市の退廃ぶりが見ているだけで堪能できる。

「うむ、背徳の極み」

そんな現場に、しれっと参加者として紛れ込み。
元が聖女の肩書の雌奴隷が四つん這いになった背に腰掛けながら、愚物を眺める目つきでグラスを傾け唇を湿らせる。
下卑た欲望に虚飾を貼りつけて取り繕った者ばかり。悪のカリスマ的な者もいなければ、下品なまでに欲望に正直な者もいない。
参加者の個性が薄いなと、傍観者的に感想を抱く。