2026/01/12 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にケストレルさんが現れました。
ケストレル > 「いやー、怪我の功名とは正にこの事……偶には道に迷ってみるもんだ!」

冬の夜空の下、身を刺す様な冷気の中でケストレルはしみじみと呟いた
周囲には湯気が立ち込め、空に浮かぶ月も霞掛かるほど
ケストレルは今、天然の露天温泉に居た

事の発端は旅籠への連泊資金が尽き、名残を惜しみながらも受注した採集依頼の最中
街道から離れ山間へと向かう途中に迷ってしまったのである
ある程度の方角の当たりを付け、採集予定地へと進んだ結果辿り着いたのが天然温泉だった

「明るくなればもうちょい辺りの地理も判るだろうし、今夜は温泉を満喫して野営するとしようかねえ」

しばらく旅籠の温泉とは縁遠くなると思っていた矢先に発見した温泉に、年始早々ラッキーだったと満足気なケストレル
だがしかし、現状は絶賛遭難中である
1~2日経っても戻らなければ、捜索願が出されてしまう事だろう
あるいは、もう既に途中の出張所から誰か派遣されているかもしれない

明日は早々に依頼を済ませ、誠心誠意謝ろう
そう心に誓いつつ、今は湯に身体を沈めて至福の時を過ごすのだった

ケストレル > 「九頭龍からはそんな近くも無いはずなんだが……地下で繋がってるのかねえ
 それともたまたま、この辺りでも湧いてるのか……何にせよツイてる事には変わりねえか」

遠く望む九頭龍山脈を眺めつつ、感慨深げに呟く
如何せん天然自然に湧いてる温泉の為、近くに宿なども無く、脱いだ衣服は全て近くの木の枝に掛けているし、
王都内の浴場とは違って知り合いに出くわす、という事も可能性は低いだろう

「でも、それでもこの秘湯感は……俗世から離れた感じで最高だねぇ……」

惜しむらくは想定外の発見だったために酒の準備も何も無いという事だろうか
後はやっぱり、別嬪さんとの混浴を期待しちゃうよなあ、なんて自嘲しつつ呟くケストレルなのだった

ケストレル > ――その後、存分に体を温めてから
湯冷めをする前に、と早々に火を熾し焚火を設えて
簡易野営をして、夜を明かしたのだった

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からケストレルさんが去りました。