2025/10/22 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 川辺」にケストレルさんが現れました。
ケストレル > 「うぅーん……やっぱこっちの方が性に合ってんだよなあ」

静かに流れる秋の川を背に、ケストレルは大きく伸びをした
ここ最近は騎士としての遠征に参加しており、ひと月ほど王都を離れていたのだが、
遠征を終え、王都へと帰還して日も置かずに、ギルドへと駆け込んで依頼を請けてたのである
依頼内容は、夏の間に生息域を変えた魔物が増えた事を踏まえ、現状を把握するための情報収集である

「なんか遠征前も似たような依頼をやった覚えがあるけど……まあいい
 この辺りの調査は完了、思ったほど王都に近付いてるヤツらは居なかったな……」

今回は王都近郊に強力な魔物の巣は見つからなかった
理不尽な迷宮の出現も無さそうだ、とギルドへの報告書をまとめつつ独り言ちる
正直、少し張り合いがないというか……物足りなさが勝ってしまう、と苦笑して

ケストレル > 「ま、ブランク明けにはこれくらいが丁度良いか
 いきなりドンパチしてたら、最悪、怪我じゃ済まねえし」

ギルド報告用の資料を一通りまとめ終えて、後は最寄りの出張所か、王都のギルドへと戻るだけだ
指定されていた期限にはまだ余裕があるため、あと1~2日くらいは気楽な一人キャンプでも楽しもうかと川へと目を向ける

「にしても、遠征行ってる間にだいぶ涼しくなったもんだ
 冬への備えもしとかねえと……しばらくは依頼の梯子だな」

最近サボってた分を取り返さねえとなー、と川に沿って歩き始める
目的は夜を過ごすためのキャンプ地候補探し
野営地ほど確りしたところでなく、焚火とテントが最低限設けられればいい、くらいの気持ちで歩く

ケストレル > 「んー……やっぱ川辺はちょっと肌寒いな
 森の方にするかぁ」

川上へと向かう事しばし、時折吹く秋風に身を竦めると、一旦足を止めて思案する
風邪をひいてしまっては今後に支障も出るしと、キャンプ地の候補を森へと移すことを検討

「そういや、依頼の指定範囲から少し外れっけど、駆け出し向けの野営地が近くにあったっけな
 ……あの辺もついでに見回っとくか」

ヨシ決定、と進路を川沿いから内地へと向ける
半刻ほどでたどり着けるか、と足取り軽く川辺を後にしたのだった

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 川辺」からケストレルさんが去りました。