2025/09/07 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」にフェリイさんが現れました。
■フェリイ > メグメール喜びヶ原、森林
その中にひっそりと建つ小屋には魔女が住んでいた
大きな力を持ちながら、争うことは好まず
ただただ、平和に暮らそうとしている魔女だ
けれど彼女は、とある呪いを受けてしまった
無作為に、ランダムな時間に…自分にとって不利な契約付の召喚を行ってしまうというもの
召喚対象は、魔族であったり魔物であったり、あるいは人間であったり…ここも無作為である
ただ、性欲や繁殖欲が強い存在が選ばれる傾向にあるため…彼女は呪いを受けてから戦々恐々として暮らしていた
そして、今日…その召喚魔法が勝手に始まってしまう
陣が描かれ、魔力が注ぎ込まれ…どこかに居る、何かを呼び寄せてしまう
(ああ…もう…。呼んでしまうのは仕方ないけれど…
せ、せめて…大人しいものが来てくれれば…)
発動した魔法は大魔女というにふさわしい彼女にも止められない
今の彼女にできることは嵐が過ぎ去るのを待つだけ―――
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」にアキアスさんが現れました。
■アキアス > 召喚魔法が完成し、魔力の光がまばゆく小屋の中に広がる。
それが終わるころには、下着姿の巨躯の男が立っていた。
「な、ンだ、ぁ……っ、あ?」
男は娼館で衣服を脱ぎ、下肢に熱を滾らせて、今にも娼婦と事に及ぼうとしていたところ。
突然視界が歪み、まぶしい光に包まれたかと思えば、要る場所が見知らぬところに変わっていた。
何が起きたか、ここは何処かと考えようとする頭に、呪いによる情報共有が成される。
一定時間立てば戻ることはできる。
召喚は、呪いによるもので。召喚主は呼んだものに逆らえないというよくある召喚とは逆のもので。
呼んだ魔女の扱う魔法についても、詳細に知識として強制的に詰め込まれていく。
それに気持ち悪さを感じてか、一旦頭を押さえて屈むようにするも、
しばらくして自身の置かれた状況を呪いによって把握したなら、
自分を、本意ではないとはいえ呼んだ相手はどのような相手かと、周囲を見回すようにする。
そうすれば、魔女を見つけることができるだろうか。
■フェリイ > もちろん、巨躯の男の正面には…扇情的な衣装に身を包んだ女が居る
性的にも成熟しており、各所も育っている
ただ、魔女の方は少しほっとしていた
魔物ではなく、人なら…交渉ができるかもしれないと
「あ、あのぉ…ご、ごめんなさい。急に場所が変わってびっくりしました、よね。
これは呪いで…!私がかけたわけじゃないです。ただ、強制的に発動する呪いでして…ごめんなさい…
だ、だいじょうぶです。しばらくたてば元の場所に戻れますから…
だからそれまで大人しくしていてくだされば…!
あの、薬草茶とかなら出せますから!」
相手が裸で、しかも臨戦態勢であったから、目を片手で覆って
ただ、ちらちら見ながら…もう片方の手でぶんぶんと手を振って説明する
これで納得してくれれば、後は制限時間が来るまでここでじっとしてくれるはずだ
そんな善性を信じて、何とか待機してもらうようにお願いしてみよう
■アキアス > 身を隠すなりしても、呪いは彼女の存在を召喚物に知られるなどあるのだろう。
真面目というか正直というか、目の前に自分を呼んだ相手がいる。
どんな手合いかと思っていれば、自分が今夜買った娼婦よりもひどく蠱惑的な女。
いかにも魔女、という恰好だが、黒で全身覆い隠すようなふうではなく。
妙に欲を煽り立てるような肌の露出した衣装。それもまた、呪いによるものなのだろうか。
「ああ、いや、いい、いい。なんか知らねぇが、ちゃぁんと解ってる」
呪いで、強制的に実行され、元の場所には戻れる。薬草茶のことまでは、呪いは知らせてこなかったが。
彼女が説明することはすでに頭に叩き込まれていたから、理解している、と。
ここで男が彼女が期待するような善性が先行する男だったなら、大人しく茶を振る舞われていただろうが。
「ちゃぁんと、解ってるからよ」
彼女の体を舐め上げるように見てから、一歩、二歩、と。魔女の方にと歩いていく。
そう、解っている。彼女は呪いで呼び出された男に、逆らうことができないのだと――……。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」からアキアスさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」からフェリイさんが去りました。