2025/09/05 のログ
■ケストレル > 無防備な誘惑に揺らぎつつも、脆弱な理性を総動員してケストレル自身もシチューを食べる
大半はエフィネが平らげたが、空腹を感じなくなる程度には食べる事が出来て一旦精神も落ち着きを取り戻す
ケストレルの精神状態に合わせて、甘い香りも一旦は落ち着くのだが、
「はいよ、お粗末様
食器や鍋の片付けがあるから、俺が後で良いよ
それより……顔、火照ってるようだけど暑かったりするかい?」
どこかふわふわとした印象を受けるエフィネの様子に、まさかとは思いつつ
それでも後ろに手をつくことで強調された胸や、開かれた足へと意識は向く
それらが焚火に照らされ、艶やかに見えて目を逸らせず
このまま近くに居るのは良くない、せめて彼女から距離を置かなければと思いながらも、火の番と見張りについて言及されれば
ああそうだな、と無防備な姿に惹かれる様に距離を詰めてしまう
■エフィネ > もう距離を詰める程度では、警戒を露にすることは無い
「それなら、先に休むね…。大体月があれくらいの場所の時に交代しよっかぁ…
ん……うん、ちょっと暑いかもしれない…。疲れてるのかなぁ…」
ふらふらと手を夜空に伸ばして、月の位置で夜の深さを測ろうとしている
理性が緩んでいる上に、疲れが溜まっている彼女の本能は…今、眠る方向に向けられている
元々が性交好きではないことも関係しているだろう
「心配してくれてありがとね…ぇ、じゃあ、ちょっと先に…
―――わっ、と…ぉ…あ、ごめんごめん…。すぐ退くね…」
だから、天幕に向かって先に休ませてもらおうとしたのだが…ふら、と体が揺れて
つい、そこにあった捕まりやすいもの…男の頭に抱き着いてしまう
下着は着用しておらず。薄い綿のシャツに包まれた胸で相手の頭を包む形になってしまって
だが、もぞもぞ、としばらく動いたものの…そのまま足に力を入れて立ち上がり
天幕の方へ向かおうとするだろう
普段ならもっと慌てているのだが、これも理性が緩んでいる証拠だ
■ケストレル > 警戒するそぶりも無く、どこか焦点の定まらない瞳を見て、理性が揺らぎ掛けるもどうにか思い留まる
性欲よりも睡眠欲に傾いている事に、僅かながらの惜しさと安堵を覚えたケストレル
せめてこのまま、安らかな時間を彼女に過ごさせようと決意して
「了解したよ、じゃあそのくらいになったら起こしに行くから」
夜空に手を伸ばすのもどこか覚束無い様子に、心配が先に立つ
天幕の中までは匂いも届かないだろうし、眠れば今の魅了効果も薄れるに違いないと
それまで自分が落ち着きを取り戻せば、後は何もなく済むはずだ、とケストレルは分析していたのだが
「お、ちょ、大丈……ぶ」
立ち上がりふらつくエフィナに、慌てて支えようと身を乗り出すが、
気が付けば頭を抱き込まれてしまっていた
綿のシャツ越しに、柔からな感触が顔を包み、そして中々離れない
彼女が身動ぎする度に押し付けられる胸と、否応にも吸い込まざるを得ない彼女の体臭に、流石のケストレルの思考もフリーズ
彼女が身を離してようやく、思考は再稼働し始めた
「危なっかしくて見てらんねえや
天幕まで支えてくから、足元気を付けて」
立ち上がった彼女に合わせて立ち上がると、その体を引き寄せて
しっかりと体に引き付けて支えながら、天幕へと運んでいく事にした
天幕へと無事に送り届けた後は、寝床に寝かせて早々に退散して食器の片付けやらを行ったのだった
■エフィネ > 男が襲い掛からなければ、逆に彼女から襲うこともない
ただ、色々な事故があっただけとなるだろう
「んん……。ありがと……、見張り…ちゃんとやるから……」
しっかり抱き着いた後支えられれば、身体を預けるようにして
寝かされるときまで、柔らかい感触を楽しむこともできるだろう
寝ている間も無防備であれば、普通なら襲われていたところだがそれもなく
目覚めた時には、元の彼女であったが男への信頼は厚くなっており
信頼のまなざしを向ける程度にはなっていた
もちろん、見張りもきちんとこなし
今回のところは無事、夜が明けてから街に戻ることが出来ただろう――
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」からエフィネさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」からケストレルさんが去りました。