2025/08/19 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟」にアニスさんが現れました。
アニス > 研究室での研究には学院から予算が割り当てられている。
けれど、それは教授である師匠の研究であり、自身のものではない。
与えられた課題はこなしているものの、それ以上を求めるのならば、自分で以降錯誤を繰り返す必要があるわけで。
―――つまりは何が言いたいかというと、何事にもお金が必要ということ。

手っ取り早くお金を稼ぐ方法のひとつが、冒険者ギルドで依頼を受けること。
初心者でも比較的簡単な採取系の依頼を受けてやって来たのが、森の奥にある洞窟だった。
奥に行けば、希少な鉱石が見つかるらしい。
そうでなくとも、薬の素材になるコケ類も多く生息しているということで、素材の宝庫。
比較的、巣食う魔物も少なめという、初心者には優しいダンジョンだった。
そんな暗くジメっとした洞窟の中を、魔法石を入れたランタンを掲げて進んでいき。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟」からアニスさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」にカルムさんが現れました。
カルム > 「やれやれ……ってね。」

(メグメールの森林の中にある野営地のうち一つ、冒険者たちが休憩に使うために整えられた場所。
 正式に看板が立てられているわけでもないが、ただ、他の誰かが使っただろう、焚火の準備の後。
 休憩するために整えられている地面には、テントを張るための杭が打ち付けられている。
 冒険者もまた、今宵の休憩をするためにやってきたわけだ。
 周囲を見回すも、今回は誰かが先に泊まっている、と言う訳ではなさそうだ。
 まあ、メグメールと言うのは広大な場所だ、冒険者が出合うというのは確率的にあまり多くはない。
 ゼロでは無いという程度。
 それこそ、であれば運命を感じてもいいくらいな程度だ。
 冒険者は、依頼を熟すために得た疲労感を拭うために休みたい。
 だからまずは、と、休憩するためのテントを張ることにした。
 食事もしたいが……まずは寝る場所の確保だ、と。)

カルム > (冒険者は、手慣れた手つきで杭にロープを通してテントを張っていく。この時期に、必要ないかと思う人もいるだろう
 しかし、そうでは無いのだ。森の中には虫がいる、獣だっている。
 テントを張るという事自体に、意味があるものだ。それに、物によっていうなら獣除けの効果もある。
 そう言うのは得てしてマジックアイテムとなり高いものだが―――それでも、命に係わるなら安いものだ。
 テントは手慣れた動きですぐに作られて、その中に毛布を放り込む。
 バックパックの中から、携帯食料と鍋を取り出して。近くにある泉から水を汲む。
 焚火の後、他の冒険者が作った簡易竈に水の入った鍋を置いて、火を熾す。
 火が熾きたら、追加の枝などを放り込んで火力を調整し、水を沸かしながら、固形に固めたスープを溶かし。
 ついでに、干し肉を幾つかツッコみ、乾燥させた野菜も放り込む。
 食べられる類の薬草も放り込んで、雑に煮る。

 それで、今日の夜の食事は完成するのだ。)