2025/08/11 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」にクローネさんが現れました。
■クローネ >
「はー……日帰りの予定だったんですけどー?」
喜びヶ原の野営地の一つ。
焚き火が焚かれ、夜の闇と共に紅く照らされながら不平不満を零す女。
野生の魔物の討伐依頼。
それなりの数がいて規模も広かったため、冒険者ギルドの手の空いている面々が協力し討伐にあたる。
まぁそれなりに報酬も良かったし。どうせ暇だしと思って受けてはみたものの…。
討伐が思った以上に難航し、夜を向かえてしまったというわけである。
実に気だるげにしている女以外の冒険者は交代で見張りをしたり、武器の手入れなど実に真面目に過ごしている。
野営地とはいえ、突然魔物の群れに襲われる危険はあるからであるが‥。
基本的に面倒くさがりの女はそういった仕事は他の連中に任せて退屈な時間を過ごしていた。
■クローネ >
「(他の連中にまかせてラクな仕事で儲かると思ったのになー)」
髪の毛先を手遊びながら溜息一つ。
「(いっそ適当なカオが良さげな男でも連れてどっかで…)」
ロクでもないことを考えていることを除けば、
焚き火に照らされそんな所作の女は非常に絵になる。
若い冒険者なんかはうっかり騙されてしまっても良い。
…なんてことを考えてみるが、最近の若いやつは意外と堅実である。