2025/07/20 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」にジャックさんが現れました。
ジャック > 日中。媚香の森。
ぎらぎらと照りつける日差しの中、カラフルな、花弁一枚一枚が違う色をしているという何とも妙ちくりんな花々が元気に咲き乱れ、甘い、甘い、脳髄を獣欲で蕩けさせるような甘い香りで包まれるエリア。

「媚薬ねぇ……何が良いんだか、ほんっと……」

その中をざっくざっくと土ごとあの花この花と採取しているのは
麦わら帽子に長靴やら手袋やらオーバーオールやらに首にはタオル。背中に背負い籠。と。
農家のおっさんスタイルな金髪茶筅髷。
フィルター内蔵の本格的なガスマスク、どころか布で口元を覆う簡易マスクすらしていないが
媚薬だの媚香だのの効能は気に入らんの何のと平然と文句たれながら黙々でなく作業していた。

とある一件でこの花々の比ではない濃さと量の媚香をぶちこまれた事があって、以来
免疫が出来たのか加護の類なんだか本人はさっぱりなのだがこれぐらいでは全然へっちゃら。
無論あんまり長く居すぎるとくらっと来るため油断は禁物だが……

「まあ需要は否定せんけど俺ぁ、使うのは気ぃ進まんね。やっぱこーさー。男たるもんさー」

ぶつくさぶつくさ。ざっくざっく。
独り言を一人だからって盛大に零しまくりながら、採伐依頼遂行中。

ジャック > 背負い籠が八分目程にもなった頃『こんなもんかね』なんて一区切り。このまま持って帰ると道中からギルド内までどえらい事になってしまうので、まずは川で軽く洗ってから雑草などで燻して、という匂い消し作業に移る為その場を後にするのだった。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」からジャックさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」にマルタさんが現れました。