2025/07/04 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 自由記入」にエズラさんが現れました。
エズラ > 「フーッ……イイ湯だ……――」

街道から少し離れた鬱蒼とした森を深く分け入った一角にある天然温泉。
以前、狩猟目的で森に入った時にたまたま見つけた秘湯――
野生動物が傷を癒やしに入りに来るような場所だが、それだけに人の出入りはほとんどない。
それを知ってから、たまにこうして山中の入浴を楽しみに来ているのである――

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 自由記入」にライラさんが現れました。
ライラ > 「えーっと……どっちだっけ?
でもたぶんこっちだよね、人の気配はあるし」

大き目のイノシシを担いで森の中を彷徨いそれなり。
太陽の位置で場所を確認しながら歩いていたが見事に迷子になってしまい。
あっちかな、こっちかなと歩く間に深みに嵌ってしまうが、感じる人の気配にそちらに足を進め。

そして藪を抜ければ見つけたのは温泉であり。

「…え?」

人の気配をたどり温泉につき、予想外に目を丸くして。

エズラ > 湯加減も熱すぎず、長湯にはもってこい。
おまけにかなり偶然が重ならないと到達できない場所であるため、人が寄りつかない…

「ま、独り占めできるんだから、深く考えねぇことにすっか――ン?」

そうして、ゆっくりと湯に浸かっていると――

「……おお!?」

草陰の向こうから現れた人影を見て――仰天。

「ら、ライラか?またえれぇもん抱えてやがんな――」

あまりにも、奇遇な遭遇。
そして、背に担いでいる獣を見上げ、驚嘆する。

ライラ > 「や…変な場所で会うね」

迷子の末に帰る手立てを得たと思えば温泉。
それに驚き、声のした方を見れば知った顔がいてまた驚き。

「僕以外に誰かに見えるかなー?これ?依頼で捕まえたんだよ」

変な場所で会うねと緩く笑い。
担ぐ猪は仕事だと告げて。

エズラ > 現れたのはやはり思った通りの相手。
驚きながらも警戒していたが、すっかり心が緩んで。

「すげぇ獲物だな――そんな大物、狩るのに流石に疲れたろ」

ちゃぷ……と湯から片手を出すと、ちょい、と手招き――

「ちょっと、浸かってけよ――」

むっふっふ、と笑みを浮かべて――

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 自由記入」からエズラさんが去りました。
ライラ > 「これ?これぐらいなら楽なものだよ」

我ながら大きいものを捕まえたが、対して苦労はしなかったと。
それでも大物と言われると嬉しく。

「もー…えっちだねぇ。何もしちゃだめだよ?」

そう言っては猪を下ろして。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯 自由記入」からライラさんが去りました。