2025/07/01 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」にグラスフィーエさんが現れました。
グラスフィーエ > 泉近くの枝ぶりだけはやたら良い大きな木。
ちょうど黒い少女見下ろすひときわ太い枝の上に、ぬ、と黒い右手の影が生える。
最初は手だけだったそれはあっという間に、肩、それなりに大きな胸、体。足もと増えていき、
右肘付いて枝の上に寝転がった、
趣味の悪い白黒縦縞シルクハットとタキシード上下纏い乱雑に切った短髪のシルエットの女性。

更に月光が女性照らすと、その顔は上半分が顔からはみ出る大きさの丸眼鏡、
下半分は大きく半月状に開き妙に白い歯がむき出しと言う、
多分笑顔なのだろうけど異様さしか感じさせないそれ。

少女が気づこうが気付くまいが、お構いなしに寝ころんだまま陽気に声をかけ。

「なるほど、ここが妖精の泉ってやつッスか、案内ご苦労様ーッス。
そいつ売りさばくつもりなら、いい値段で買ってくれそうな魔法使いとか紹介してもいいッスよ?
もっとも只とはいかねッスけどね♪」

どういう事かと言うと、偶然街中で少女見かけて何か飯のタネになるかと後をつけてみた。
そうたら思いの外遠くへ行くので、途中で引き返そうとしたが、
それだけ貴重な物が目当てかもしれないと思い返して、
この魔族女にしては粘り強く追跡続けた結果、そこそこ噂になっていた妖精の泉にたどり着いた。

後は何をするつもりか、ひょっとしたら弱みとか握れるといい情報源になるかなと見ていたが、
ひたすらに水を汲んでいるだけで。
・・・単に見てるだけなのに飽きて、姿現した上声をかけたという次第。

フーリ > 近くの木でそんな手品じみた登場がなされているなど気づきはしないチビ巨乳。
そのうち面倒になったのか大きな胸元に数個の瓶を抱えては、自分の乳が弾むせいでむしろ運び辛いと気づかずにえっほ、えっほと泉と空間の間の短い距離を往復する。

横着するものだから、胸元が結構濡れて黒さがさらに増しているのだが気にしないのは季節柄か。
むしろ涼しい、くらいに思っているのかもしれず。

「いえいえー。どうしたしましてー。おかまいなくー。自分用ですからー……ぁえ?」

案内労う声には気にするなとばかりに声をかけ、また往復。紹介はというのには、販売用じゃないから大丈夫ですと返してまた往復。自分が使うために採取に来たのだ、とまで言ってから、はて誰とお話してましたっけ? と、間の抜けた声を上げては、きょろきょろと周囲を見渡し。

「ふえっ、えと、えっと? ど、どうぞ? く、汲み放題ですよ? っひ、ひ、ふぇへへへ」

枝の上に寝転がる、どう見ても尋常の存在でない相手に、恐怖や、見つかった、というような、咎められたような表情ではなく、ひたすらに困惑の声を上げて。
それから、深く御簾のかかる目元、は見えないだろうが、その下の口は精一杯の愛想笑いに変えて、貴女もどうぞ、と、目的は同じだろうと思ってか、声をかける。キモい引き笑いと、三下笑いも付けて。

目の前の相手はそのスタイルは非常に魅惑的な女性の代物。奇抜な柄のシルクハットとタキシードは泉からの淡い光に照らされてもちょっと幻想的な感じにならないが。ただ、メリハリ効いた体型にびっ、とキめたパンツスーツめいた格好はメカクレ根暗にちょっとの羨望を与えた。

相手の顔は最初から、特に怖がっていない。
魔女は、こわいのだ。彼女のように不可思議異様な顔つきのおねぇさまも、秘境にはたくさんいたのだから。

グラスフィーエ > 「・・・なんつーか、ノリ悪いっスねアンタ。
単にトロイだけって言えばそうなのかもしれないッスけど、
暗がりでいきなり声掛けられての第一声がそれってありえねーッスよ?マジで」

少女がせっせとせわしなく水運ぶ姿は、体現す前から見ていたが
一言て言えば、いかにもトロくさい。
のみならず、恐らく自分の気配さえ感じてはいなかったはず・・・
もしここまでの道程途中からでも気づいていて今まで何も言わなかったのなら、
それはそれで「なかなかやるじゃない」とか褒めても良かったのだが、
つまり本当にいきなり街中でのナンパじみたお気軽な声掛けられたというのに、
まるっきり気づいていなかったのが丸分かりの、呑気な答えが返ってきた。

「あぁ?アッシはンなもん特に必要ないっスけどぉ!?
・・・別に多少魔力が豊富な水貰ったって、アッシの商売にゃ何の得にもなりゃしねーんスよ。
てかまあ、噂でしか知らなかった妖精の泉がホントにあるってだけで、
アッシにとっては充分お得な情報(ネタ)なんでね、お気遣いなくッス」

のみならず、仮にも魔族の自分に対して魔力入りの水勧めてくるとか、
どれだけ物知らずというか、ありていに言って馬鹿なのかと思わず声張り上げてしまい。
しかし黒少女の卑屈ともいえる笑い浮かべる顔見て、流石に怖がらせ過ぎたかと
少し柔らかめに声のトーン落として後の言葉を紡ぐ。
なお、プロポーションに関しては特に気にしていない。
何故ならばこの魔族女が使っている姿変えの魔法が、単に人型取らせるだけのもので、
見目良い様に弄ったわけではないから。

「水は特にいらねッスけど・・・それはともかくとして、アンタ何か入用の物ねえッスかね?
アッシは主に情報が売り筋ッスけど、少しくらいなら魔法の品とか扱ってるやつに
伝手が無い訳でも無いンスがどうっス?」

一応最初の目的は果たしたようなものだから、これ以上黒少女にかかわる理由は特には無い。
しかし・・・いかにも純朴そうで陰気なオンナノコを、
退屈しのぎに少し揶揄ってやるのも面白そうだと思い返し、
太い木の幹をヤモリとかみたいに頭から四つん這い気味に降りてきて、
目の前に来てからすっくと立ちあがって、不気味な笑み変えないまま問いかけ。

フーリ > 「……はぇ。そう、言われ、ましても、ぇへ、へ」

ノリ悪い。トロい。ありえない。三連否定に、卑屈なところもある根暗メカクレは、どう応じたものか、と、やっぱり愛想笑いしか出なかった。

彼女の気配にはっきりと気づいていなかったのは、道中直接の害意がなかったからだ。
気配を全部ぜぇーんぶ拾ってたら道端の虫にだってびくっとしてほっとしてさぁ進もう、ってしなきゃならない。
そのくらいには小心なので、無駄に上等な性能の魔法で、自分の魔法にすらビビらないようにしておくというビビりっぷりなのだ。

目の前の相手がまぁ人間ではなかろうと目星はついても、泉の水が入用かどうかわからないし、じゃあ他の目的だと看破できるかというと、自分が汲みに来たのが目的なんだから、探してた目的なんてそれだとしか思い当たらない。

ので。

要らねぇぞ、と、言われてしまえば、所在無さげに指をこしょこしょこしょこしょ、自分の無駄に大きな胸の前でせわしなく絡めて解いてと手遊びして間を誤魔化すくらししかできず。

「い、入用、ですかぁ。え、っと。ぁ、魔族の素材とか、ぁ?」

木の幹から、それこそ四つ足の生き物のように這いずり降りてくる姿にも、その姿そのものより詰められる距離そのものに怖気づいて、とてりと一歩下がる。

ある種目の前の女性の思惑とこのチビ黒巨乳メカクレは、相性が悪い。
なにせ、見た目の奇妙さ珍妙さ怖ろしさ、というのは、郷里の魔女のおねーさま方やその悪戯である程度、慣れてしまっているから、世間一般の感覚とも、少々ズレが生じているのだ。

そう、相手が人ならざる者とうすうす感づいているくせに、バカ正直に「魔族素材欲しいでっす♡」とか言っちゃうズレ具合。
魔女としても別種族由来の素材は貴重なもので。彼女を見て思いついてしまったのが、それだったとはいえ。
人間相手に「人間の髪の毛とか爪とか血とかほしいかナー」なんて言ったに等しい阿呆っぷりで。

グラスフィーエ > 「・・・なるほど?アンタ、アッシが得体知れないからビビってるんじゃねーッスね?
単にヒトと話すのが得意じゃないというか苦手なだけっスか、そーッスか・・・
悪かったッスね、変に驚かしたりして。もちっと配慮するべきだったッス。
・・・いやでもまさか、こんな夜中に一人で町の外まで出かけるような女が、
んなビビりだとか思わねーじゃねッスか!?」

だったら無暗に怖がらせても、何の意味もありはしない。
こう見えても損得には敏感な質の魔族女は態度改める事にして、
少しそっぽ向きながらだが、とりあえずの謝罪口にする。
のだが。
もじもじしながら黒少女が口にしたのは「魔族の素材が欲しい」との一言。
再び頭に血が上がりかけたが、相手の気質知ってしまった魔族女は
そりゃもう見事な程に、がっくりと肩落とした上に頭抱えて。

「・・・アンタねぇ・・・・アッシが何者かとか、なぁんの察しもついてないッショ?
なのにそれ言っちゃうとか、ホントよく今まで生きてこれたッスね。
悪運強いというか、不用心と言うか・・・。
一応忠告しとくッスけど、他の魔族(ヤツ)相手にンな事言ったら、
代わりにお前の素材も寄こせとかならまだましッスけど、
普通に瞬殺されるッスからね、イヤほんとマジのマジで。
・・・代わりと言っちゃ何ッスけど、こんなんなら譲ってやらないでも無いッス。
何で支払うつもりかで量とか質とか変わってくるッスから、慎重に選ばないと損するッスよ?」

そう言ってどこからともなく取り出したのは、
今まで倒した他の魔族の体の一部何とはなしに取っておいたもの。
変な色の目玉とか捻じ曲がった指とか、皮とか何個か出して目の前に並べてみて。

フーリ > 目の前で始まる自分への人物評。
それを聞いては、どこに照れているのか、ぇへぇへ、でへへ、と、俯いてますます目元が見えづらいようになるが、口元は緩み切っている。

目の前の女性? の、ノリ突っ込みめいたその言葉に、一頻り照れた後。

次には、自分からの提案に、一瞬目の前の相手の気配が剣呑なものに。
小動物めいたチビ黒はそこでびくぅ、と、身を竦める。

見た目の不気味さ怖さよりも、そういう相手の感情やら行動に対する感応のほうが強いのが、ここでも解るだろう。

「ぁ、ぇ、ぅ、す、すみませんすみませんなんかもう思い付きとラックと魔女ステに頼りきりの魔女生送っててすみません」

『魔族の逆鱗に触った上で呆れられる』。実績めいたそれを解除しつつに良く分からない謝罪を向けるのは本当に反省しているのかどうか。

魔族も魔女とおんなじくらいこわい、のは重々知っている。それゆえか、徹底して平謝り。
もっとも怖さの種類が違うだけで、少女にとっては魔獣も人間族もミレー族もこわい、ところがある。
みんなちがってみんなこわい、のだ。魔女は、そのように教わって、暮らす。

それなのにこの壊滅的危機感の薄さは、彼女の言う通り運と、魔女的フィジカル&マジカルに頼り切った弊害で。

「お、おおおおお~…お。お、お代…お、ぉ、主に、何で、支払いになりますかねぇ……?」

取り出される幾種類もの魔族素材。黒髪の下の青灰輝かせてそれを見回して、支払い、といわれてはくはくと口を動かす。
採取に来たから、ひとまず手元には大したものはない。きょろきょろと、手元、腰元、ポケットと見回して何か対価となるものがあるか見回してゆき、脇に抱えたままだった、泉の水入り瓶をじっと眺める。…流石に、要らないと言われたのは、忘れていなかったから、それを差し出したりしないが。

そして、そっと御簾の合間から、青灰を覗かせては、支払い方法について問うと同時、彼女の丸眼鏡越しの黒眼を見上げた。

グラスフィーエ > 「あ、いや、もういいッス。
ヒト様の生きざまに文句付けるつもりも無いッスし、
それで今までやってこれてたンスから、
アッシが今更どうこう言っても仕方ないっスからね」

指摘したところで、別に今後この黒少女の後見してやれるでもなし、
それこそ他人が口出す事ではないなとぱたぱたと手振って、気にしないでいいと言外に告げ。

「一応は普通に金貨で支払ってくれると、とても嬉しかったりもするンスけど・・・
アンタ『変質』してるッスね?んで男でも女でもある、と・・・
だったら魔法使うモノにとって、とても珍しいもの持ってるじゃ無いッスか♪
全部で金貨なら100、アンタの体から出る白いのなら・・・5回分くらいッスかね」

じっと見ている間に気付いた。
この黒少女、普通の女ではない。
いや正確には言えば、今は女ではあるのだろうが、元が違う。
精霊の類が受肉したか獣が長じて変じたか、はたまた男であったものが
何らかの要因で女になったのかまでは判らなかったが、とにかく別の何かであっただろうと。
だとしたら、魔族どころではない、黒少女自体が魔法使うモノにとって
貴重な素材そのものであると。
多少ながら話してみて、面白そうだと思った相手(おもちゃ)
殺して素材にするとかは流石に考えの外で、
支払いが他の物でもよいかと問われるなら、体液なり寄こせと言ってみる。
なお、あえて精液と言わなかったのはさっきまでとは別ベクトルで揶揄ってやろうという、
魔族女の意地悪さによるものだが。

フーリ > 最初から見込まれていたわけではないから、見放した、という形にはならないが。
どこか呆れたように手を振って見せているのに、ほっと息を吐いているあたりがこの少女のそれこそ生き様だろう。
このように、どうにかこうにか過ごせてきているし、そこに不便を感じていない。
だから、目の前の女性の対応は、実に正しいもので。

そんな少女の在り様といえば、その本質をとらえることが出来るなら、お見込みの通り。
元は男で、実はしっかりと女になりきっていない、後天的半陰陽だ。

種族としての魔女に、その魔女の秘奥によって変えられ、その中でも特殊に調整された繁殖用ふたなり決戦兵器ならぬ性器を持つ、レア魔女とでも言う者。

奇しくも少女の身体から出る白いのは、確かに目聡く気づいた魔族女性のお目の高さを保証する一品。

「ふぅえ? ……ぇ。え。ふたなりってそんななんです?
 ぁいえ、確かに、僕は、その、男でも女でも、あるんですけど……変質者じゃないですし……」

しかしこのとおり。根暗メカクレふたなり爆乳少女自身は、自分がさんざん魔女のおねぇさま方に吐き出したのがそんな秘術の賜物だなんて思っていないし、なんなら自分でもけっこう無駄打ちしている。むっつりスケベなので。
ついでに変質の意味も聞き間違える有様。

そのくせ、魔族女性の狙ったところの、別ベクトルの揶揄は綺麗に刺さっている。
もじもじ、もぞもぞ。目に見えて「白いものを出す」ことを意識し、目を隠す前髪の下に覗く頬を真っ赤に染め、はぁ、と、妙に艶っぽく息を吐いて。

そっと、彼女のほうに近づいて。「ここで、ですか」なんて、おずおずと問う。

フーリ > (後日継続になります)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」からフーリさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」からグラスフィーエさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」にキタさんが現れました。
キタ > 森の中、ぽっかりと空いた木々の穴。良き水を求めて彷徨っていたところ見つけた小川を遡り開けた場所にみつけたその泉。
その水際まで足を勧めると水面を覗き込む。己が顔を映し出した瞬間に揺れる波紋。木々が騒めき、まるで怖がらせようとしているよう。

「──、悪い子には、お仕置きが必要ね。」

ただの悪戯。それを理解は出来たので本格的にと言うわけではなかったものの、覗かせ伸ばした舌先が水面に触れると、ただ水路へ流れるはずの水流がその舌を中心に発生する。

湧き出る水よりも早く、多く吸い上げる水は水位を減らして、そんな存在を見てしまえば、悪戯の妖精は蜘蛛の子を散らす。

「嗚呼──、これで静かになったわ。」

物の怪たる己は水にだけ意識を集中したため迷うことはなかったが、
悪戯好きの妖精の事、森も迷路のようになっていたはず。しかし去った今それも解けるのだろう。

叢に膝を付き、正座の姿勢を取ると掌で水を掬っては落とす。
やはり場所によって水の味も、効能も異なる、舌先を仕舞うと手で掬った水を口内へ。飲み切れなかったものが口角を伝い胸元を濡らした。

キタ > 柔らかな水の味わい。たっぷりとその身に吸い込んだその余波のせいか、少し熱くなった身体。衣擦れの音をさせ帯を解き白衣を、緋袴を脱ぎ畳む。
襦袢のみの姿になると草履と足袋を脱いで水の中、いくら暑い盛りとはいえ、湧水の湧き出るその泉は冷たい。

白い布に褐色が透けるのはすぐだった……。足は膝上まで水に浸かる深さまで、そこで膝を折ると手で水を掬い、身体へと掛けてゆく。

ぐっしょりと濡れた襦袢は肌に張り付き、その冷たさにうっとりと頬が赤く、恍惚とした表情を浮かべた。
内も外も水に浸された快楽は言葉に出来ない。全身が震えて身体を抱いた。まるでそれは凍えているようにも、身悶えを抑え込んでいるようにも──。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」にパニアさんが現れました。
パニア > 新米御用達の簡単な仕事を受けた帰り道、せっかくなのでちょっと冒険していこうかと軽い気持ちで森に入って数時間。
はい迷いました。
そうしてたどり着いたのは木漏れ日をきらきらと水面に反射させる美しい泉であり

「い、いいお尻っス!♥」

赤布にむっちり浮き出た素敵なお尻だった。
別に悪いことをしている訳でもないので、普通に近づき声を掛ければよいのだけれども『いやいや、冒険者たるもの油断はしないッス。まずはじっくり様子見ッスよ!』という大義名分をでっち上げて、もうしばらく無防備なお尻を観察する事にした――――ら。

「ぬっ、脱ぎっ、脱ぎ始めたッス!? え? こ、これ見てていいやつッスか? 有料だったりしないッスよね? エッッッッッッッッ!」

ささささっ、すささささっ。
白布に濡れ透けた褐色肌を、もっと近くからじっくり見たいという欲望の赴くまま幹から幹へ。
極力足音を消して姿を隠しているつもりだが、所詮は素人。
邪な気配は垂れ流しであり、触れた茂みがかさかさしていて、その上爆乳を盛り上げる体操着の白だとか、ボリュームたっぷりのお尻に食い込むブルマの赤だとかは普通に目立っているので多分バレバレ。
しかも乙女の沐浴を視姦している最中には、小声とは言えぶつぶつと心の声まで垂れ流し。はあはあと乱れに乱れた興奮の吐息さえ聞き取られていたとて不思議ではない。
これで気付かれないとなればそれはもう罠を疑った方が良いだろう。

「あ、あれ? なんか、あのお姉さん、ヤッてないっスか?♥ お、お、おなにー、シちゃってないッスか??♥ エッチな顔してぷるぷるして……ヤッてるッス!♥ ま、間違いねーッス!!♥♥♥」

どきどきどきどきっ♥
完全に出歯亀の態。

キタ > どうやら…この森で騒がしいのは悪戯好きの妖精だけでは無かったよう。
既に己は水の中包まれる甘い水の感覚だけで悦に浸っていた所、
視線、所ではない最早バレる事すら考えていないのではないか、そう疑いたくなる程に、本能赴くまま近づき、あまつさえ心の声が口から出ている状況。

「──────」

何か言葉を紡ごうとしたけれど、唯々呆れた様子で嘆息が一つ零れた。
自然と声を掛けて来たなら好意的に扱ったのかもしれない。
しかしあくまで出歯亀に徹するというのなら……。

プシュ──

勢いのついた水の発射音。出歯亀する相手からは一瞬だけ見えただろうか、水面から覗いた赤いもの。
それが勢いよく水を吐きだすと隠れている木の幹、それを抉り取った。
もしそれに気を取られたならば、第二射。大きな水の塊が相手の頭目掛けて落ちてゆく。大きな衝撃と共に、全身を濡らすほどの水。

命中したにせよ避けたにせよ、威圧行動にはなっただろう。.赤い舌を戻すと、肌も露わをそのままに向き直る。一歩、また一歩と相手の方へ歩きながら残り数歩の所で足を止めた。

「──覗きなんて、随分と高尚な趣味をお持ちですのね?」

そう、赤い瞳が冷たく見下ろす。銀髪も、褐色を浮かす白い布もぽたぽたとその雫を落として。

パニア > 泉の畔の太幹からひょっこり飛び出る黒髪ショート。
沐浴中の褐色肌とは趣の異なる小麦色は、焼けるに任せて放置した健康的な日焼け肌。
好奇心という名のエロ欲滾る黒瞳を、ぱっちり見開き双眸の中で爛々と輝かせ

「――――に"ゃッ! っびゃぁぁああぁあああ!?」

ばしぃんと樹皮を抉った物がなんだったのかも分からぬまま、それでも飛び退く反射神経。横っ飛びの着地に遅れてばるぅぅんっと揺れ撓む双丘のダイナミズムの直後、轟く奇声に驚いて羽ばたき飛び去る鳥の群。
残るはびちゃびちゃ濡れねずみの体操着である。無論、空蝉めいて中身は既に退避済みなんて事もなく、無様にびっちょびちょであった。

「…………ッ!?」

清水滴る黒髪の、ぴんっ、ぴょこんっと根性のある癖っ毛が外跳ね復帰を果たす中、エッチな身体も堂々と近付いてきたお姉さんに呆れた声音と冷たい目線を向けられて――――ぞくぞくぞくぅッ♥ なんか来た!?♥

「わ、わわわわわわがにゃはパニア! さぞや名のある森の神と、あ、あれ? ともかくパニアっス!」

情けなくうなだれていた背すじを唐突にぴんと伸ばし、濡れ透けた爆乳も雄々しく張って発するは、恥ずかしい所など何一つない! と言わんばかりの名乗り。王都に来てすぐの頃、噴水広場で流しの旅芸人が見せていた試しのワンシーンを丸パク――――もとい、参考にしようとしたかっこいいアレである。
気恥ずかしさに火照る頬と、相手に合わせる事が出来ずにふにゃふにゃ泳ぐ視線を覗けば、どもって噛んでとっ散らかったセリフ回しくらいしか微妙な所はあるまいて!

キタ > 流石に、殺める意図は無い。あわよくばそのまま追い返せればいい。
そんな水球。結局それも見事に当たった成果、同じように肌を透けさせるに至る。
それでとりあえず留飲は下がり、変態めいた覗き見は、文字通り水に流す事にした。
にしてはやり過ぎな感はあるが、勝手に実況めいたものをされたのだ、温情は掛けた方である。

「ところで、濡れ鼠は私を見て一体何をしようとしたのかしら?
  態々────私の楽しみの邪魔をしてまで。」

自ら名乗る事もしないし、自己紹介された相手の名を呼ぶこともしない。臍を曲げている証ではあるが。
聞えた独り言が、自慰に耽る様子に勘違いされたと把握できたから、そんな風に詰問をする。視線の定まらぬ鼠へともう一歩、また一歩と近づく。
細い腕を伸ばし泳ぐ視線を此方へと向けるよう顎先を捕らえて上向かせ、その視線に映るのは唇から伸びる細く長い舌。

それが鼠の鼻先、頬、唇をチロチロと小刻みに擽るよう舐め上げる。其のたびに湧水の冷たい水がその肌を濡らし、水滴を滴らせよう。
自らが人外であると示すそれ。『このまま食べてしまおうかしら』なんて、甘い声音ながらも脅し文句を一つ。

パニア > 「た、楽しみ……ッ♥(ごくり♥)」

『私の楽しみ』と耳にして小麦の喉を上下させるあたり、正体不明の濡れ透けお姉さんがオナってたという勘違いは継続中であるらしい。

「い、いや、えっとぉ、じゃ、邪魔するつもりはなかったんスよ? 出来れば最後までしっかり覗き見―――ンンッ、だ、黙って見ていたかっ………ンンンッ。と、ともかくッスね、害意とかそーゆーのはなかった事は、うちの曇りなきまなこを見てもらえれば分かってもらえるはずッス!」

むんっ!
と眼力込めて己が誠意(最初からそんなもんがあったのかは疑問だが)を伝えんとす。
………しかしその黒瞳がふらぁり泳いで、濡れ透けたままの相手の双丘に捕らえられては台無しだった。
こちらに近付くゆったりとした歩調が逆になんか迫力のあるお姉さんに気圧されたかの如く、ちょっと後退ってしまっているのも小娘の誠意とやらに胡散臭さを付与している。

「――――んぃ♥ ………って、ナッッッッッッ、みゃぁぁ…っ!?♥」

美人の顎クイにどきっとして変な声を漏らし、思わず閉ざした双眸を開いた所でにゅるんと伸びた舌を目にして奇声を上げて、その舌先で妙にエッチな感じに舐められてぞくぞくぞくっ♥
相手の名前を始めとして、さっぱり分からぬ状況はそのままに、驚愕と戸惑いと興奮を次々注ぎ込まれて爆乳チビはいっぱいいっぱい。
『何もかもがわからないが、なんだか凄くエッチっス!!♥』というのが今の乙女(自称)の気持ちであろうか。

キタ > ──じぃ。胡散臭い。わざとらしい。
鼠へと向けた視線はそんな不信感、或いは嫌悪感に近しいものを孕んでいた。
どこか、その所作が、視線の行く先が自らが嫌悪する存在と似ているからという八つ当たり的な要素が強いは強いのだが。
そんなつもりはない、そう言いながら身体を求め蹂躙してきた嫌悪の対象に。

後退ればその分進み、其のたびに鼠の目の前で褐色の膨らみが揺れ赤い蕾もその視線を受ける。

「早くお逃げなさい──、冷たい水の底に沈みたく無いのなら。」

頬から唇、そして首筋にぬめりを伴い落ちてゆく舌。甘い甘い、愛撫のそれが──
キュ、と巻き付いた鼠の首。そうしてその舌で締めあげられる頸椎は呼吸を完全に塞ぐ程ではないにせよ、苦しさは十二分に与えるだろう。

口角を吊り上げて、切れ長の瞳は細くなりよりキツく。
顎先から離した指はそのまま両手で双方の身体に似つかわしくない豊かな膨らみ、その頂、乳輪を摘まみ上げるようにして触れた。

鼠に与えるのは恐怖か、倒錯した快楽か。傍から見れば濡れて透けた女性二人が向かい合い縛り愛撫されている、それこそ出歯亀向けな光景となったろう。

パニア > 言い訳を重ねれば重ねるだけ謎のお姉さんの内に敵愾心らしき物が膨れ上がっていく。
まあ、オナニーしている所を出歯亀されていたというのが徐々に明らかにされつつあるのだから仕方あるまい。眼前のアヤカシの内包する存在起源など知る由もないチビなので、察する中身は精々がその程度。
そんな状況下で発せられた「早くお逃げなさい」という寛恕の言葉は『いいもの見られたし逃げるが勝ちッス!』と踵を返すに十分な物だったのだけれども…………ゆさっと揺れた双丘の先端、透けた白布に滲む鮮烈な赤がそれを許してはくれなかった。
続けて紡ぐ彼女の言葉は、単なる脅し文句と笑って捨てられる程軽い物ではなく、対処を間違えたなら本当に濡れ鼠から土左衛門にクラスチェンジしてしまいそうな恐ろしさを秘めてもいる。
だというのに

「う、あ……っ♥ っ、は♥ んん…っ♥」

えっちな舌が!
水滴滴る首筋、頬、更には唇の際どい所まで舐め這う舌の妖しい甘さが小娘の逃げ足を奪っていた。
にゅるりと伸びて首筋を巻き締めるに至った舌は、最早ヘビ。
息苦しさに爆乳チビの童顔が僅かに歪みもするけれど、背すじをひっかく怖気は癖になりそうな代物で。

「や♥ ま……待っ、あ♥ ……ンんふッ!?♥♥」

むっちり膨らむ腰横に気をつけの姿勢で付けたガントレットが、その無骨とは裏腹にきゅっと乙女な拳を握って背すじを跳ねさせた。
長舌による首絞めに気を取られていた濡れねずみの、小動物に似つかわしくない爆乳の先端、スポブラ越しにも伺えそうな程に尖っていたそれがきぅっと摘まれたからだ。

キタ > 好奇心は猫をも殺す。とは良く言ったもの。目の前で揺れる双丘に欲望に忠実なまでに視線がくぎ付けになる鼠の目。
締めあげて尚動き回る先端が、まるで歪むその顔で遊ぶように唇をなぞる。その形を確かめるように。

「嗚呼── 首を絞められても尚、啼いてしまうのね?」

悲しい女の性と呼ぶべきか、肉体は心よりも正直であることは誰よりも知っているつもり。
指先に触れる布地は柔らかく、其の奥の硬い蕾を容易に感じる事が出来た、だから、爪の先を立てるようにして布地を抉る。
胸の頂へ刺激を与える度に舌は緩み、呼吸と甘い声を零す事を許し、また締め上げる。
締めあげる度に、赤い舌先が唇を這い、その入り口を唇の割れ目を擽った。伸ばせば触れられる距離。
もし粘膜同士が触れ合えば己の感じる水の甘さ。己の中で甘い媚毒に変わったそれを摂取する事となるが

飴と鞭のように施す愛撫、胸から片手を下ろすとそれは、臍、そして袴と似た色のブルマの中へ……包むであろうショーツの上から細い指が淫裂をなぞるように触れて。

「あら……?そう、止めて欲しいのね?」

そこで、鼠の言葉の上げ足を取る。締め付けていた舌も、摘まんだ指先も、淫裂をなぞる指も、其のすべてが力を失った。

パニア > これがむくつけきマッチョの暴力による物であれば、小娘とて斯様な反応を示すことは―――――………いや、普通にマゾ悦発症させて興奮してた可能性も微レ存。
ともあれ、濡れ透けエッチなお姉さんの、ぬめる唾液もいやらしい舌での首絞めなればこそ、妖しい興奮もひとしおというやつで。

「はあッ♥ んっ♥ きゅぅ…っ♥ んぅ♥ ふ………ふにゅあぁ…っ♥♥」

いやもうその舌はどうなっているのか。
女の細首とは言えど、その全周に巻き付いた上でなお伸びる先端に喘ぐ唇が舐め擽られ、至近で見上げる美貌とのレズキス♥
しかも唇を合わせる事無く舌先で唇を舐められるという背徳エッチなテクニックに脳が溶ける。
その上乳首がこりこりこり♥
水濡れた着衣越しに立てられた爪先の往復で苛められ、直立のまま石化した小躯は小刻みに震えるばかり。
そんな刺激に甘ったるく漏らす吐息に入れ替わり、ついにはにゅるりと口内にまで潜り込んだ舌の注ぐ清水――――ならぬ媚毒。
ただでさえ火照った小躯に汗が滲み、触れられた各所の感度が増して、一層強く弄ばれている己の身体を自覚させられた。

「んひぁぁあ……ッ!?♥♥」

どこまでも丁寧に『ほら、これから下の方も可愛がってあげるから♥』と予めアポイントメントを取るかの繊手の下降。からの手マン。
そんなのイクでしょ!!
長舌の侵入もやられっぱなしな口腔を大きく開けて、泉に響かせる透き通ったハイトーン。
ぶしッ♥ としぶいた潮は、先に被った水の冷たさとの対比も際立つ人肌で、じゅわりと繊手を温ませよう。

「はあっ♥ はあっ♥ はあっ♥ ――――……あ、だめッス!♥」

軽めの物とは言っても絶頂直後のぼんやり頭は、意地の悪いお預けにがばっと飛びつき思わず漏らした。
いや、おしっこ漏らしたとかではなくて、もっと可愛がってほしいという本音をだ。ブルマから引き抜かれそうな白袖の手首をきゅっと掴み、持ち上げた上目遣いの黒玉が切実な色を滲ませ望む手淫の続き。
紅潮した頬と弾む吐息は、湖畔の冷涼にピンク色の湯気さえ幻視させようか。

キタ > ──ぎゅぅ、ぎゅぅ。首を絞れば絞るだけ、ため込んでいた湧水が湧き出て乾く事無く体操服を濡らしてゆく。
本来であれば腰元まで届く舌は未だ猶予を残して彼女の眼前で根元が波打ち見せつける。

一方的にあえぐ声、それを閉ざす様に首を絞り、また開放する、雌鼠の啼き声すらも管理するかのよう。
その口内へ滑り込んだ舌が鼠の舌先を捕らえれば、チロチロと何度も小刻みに擽り、
上あご、歯列、頬裏までを満遍なくその舌がはい回る、人では届かぬ口腔の全てを犯すような口づけは、物の怪にも支配的な快楽を。

生み出す水気も相まって粘着質な淫靡な音を大きく奏でた。

「あらあら……まだ、撫でただけだというのに、もう、イッたのかしら?」

しゅるり、口腔から、首から解かれる舌は其の行先を変えた。
植物の根が水を求めて地中を這うように、鎖骨から胸の膨らみ、その頂を長い舌が延々と舐め続ける。

ざらりとした舌の腹が長い分だけ延々と先端を、それこそ摩り下ろすように。その舌先がようやくたどり着くブルマの、下着の中……。
少し距離が届かなかった。だから小柄だその身体、背中へ腕を回すと抱き締め、距離を縮めたうえで……届いた舌が肉の芽に触れる。
肌に、腿についた鼠の蜜を舐め上げながら、舌を出したままの口元が鼠の肩口に埋まった。

けれど、その直前に掴まれた手首、そしてまるで強請るような視線に。

「嗚呼──、可愛いわ。 素直な子は、好きよ── パニア。」

甘く、甘く囁くと共に、肉芽へ絡みついた舌先が包皮の隙間に入り込み円を描いて露出させるよう試み、
掴まれた手は、そのままショーツを横へとずらし、空気に秘所を触れさせると、最早遠慮等考えるまでもない。細い指を二本に束ね、思いきり奥へと、突き刺した。
腹部側の甘いざらつきがあろうスポットをこそげながら、じゅぷ、ぐちゅ、と響かせる水音。舌の腹で虐める胸の頂。雌であれば自らも同じ、抗えぬ快楽を生み出すスイッチを遍く愛する……。

そんな物の怪も抱き締めた身体に胸を押し付け、腰がもどかし気に戦慄くのは止めようがなかった。

パニア > 蛇とは異なり肉の躍動に合わせて胴径さえ大いに脈打たせる長舌の首絞めは、分泌される体液までもが規格外。
溢れるそれが鎖骨を伝って体操着の襟ぐりから爆乳の谷間へと伝い落ちていく感触さえも、媚毒の過敏に晒された小娘には愛撫たりえた。
甘イキに広げた唇内、ぷるぷる戦慄く舌先までもがアヤカシのエロ舌に舐め擽られ、アクメの余韻が長く尾を引く。他の場所まで丁寧にお掃除されて、ぷしっ♥ 締め付けた割れ目から再び潮がしぶけば、お漏らしめいて小麦の太腿を流れ落ちていく。

「――――っはあ♥ はあっ♥ はあっ♥ はあっ♥」

甘く優しく締め付けれた首筋が半ば反射で浮かせていたのだろう踵が、長舌の拘束から開放されると共にこむらの強張りを解いて小躯を落とした。
索状痕の一つも残さず、けれども柔肉の奥に滲み込む妖しい感触をなぞるかのように、舌先の慰撫が擽り愛でて

「んふぃ……っ♥ あっ♥ っは♥ や、んっ♥ んッ♥♥」

ぐちょ濡れの体操着に膨らみ透ける舌触手の蠢きの卑猥なこと!
にゅるりと上衣の隙間に潜り込んだ長舌に、今度は爆乳の頂きが舐め転がされて、小娘のむっちり太腿はかくんっとその場に崩れそうになる。
生まれたての子鹿めいてぷるつくそれは、早晩少女をへたり込ませる事となろうか。
そんなぎりっぎりの瀬戸際。
意地の悪い言弄に思わず発した本音の吐露に応えるは

「んひゃ…っ!?♥ へあっ♥ あッ!?♥ んぃぃいいッッ!?♥♥」

細腕による力強い抱擁。豊乳と爆乳の密着。雌腹を這い降りた舌蛇による淫核への接触『可愛い』『好き』なんて百合百合しい褒め言葉。
絶頂、脳イキ、甘アクメ♥
ブルマの内側で脇へと退けられたインナーが、そのうちに封じ込めていた多量の蜜をでろりと漏らす。
とろっとろの肉孔が、優美な二本の指先に穿たれる。


――――イク♥
ぶしっ♥ ぷしっ♥ ぷしゅあ…ッ♥
クリ裏の膨らみを撫で潰されるたび、レスポンス良く噴き散らす潮。
腹中の弱点を嬲るに合わせる乳首への舌撃が、膣肉を締め付け連続絶頂の階段を昇らせ続けた。
がっくがくで潮やらお姉さん分泌する清水やらだらだらと垂れ流しの太腿は、最早爆乳チビの体重を支えていない。
アヤカシの細腕絡む柳腰と、膣孔穿つ二本指が、肉付き良好な小躯を支える全てのなすがまま。

「いッ、く♥ んあッ♥ いッ、イッてぅ、っス♥ んあっ♥ あぁッ♥ 今、い、いま、イッ、く♥ イクッ♥ ま、まんこ、おっ♥ イッてりゅ、ッス、からぁあ……ッ!♥♥」

喜悦の涙を火照った頬に濡れ伝わせての睦言は、小休止を請う懇願か、さらなる雌悦をねだる淫蕩か。
どちらにせよ、白絹透かせる褐色乳に顎乗せ見上げる上目遣いは、戦慄く唇端から涎を伝わせる非常にエロッちぃ雌顔で、普段の快活が嘘の様な蕩けぶりを晒していた。

キタ > 自らが排出する媚毒。しかし出した分以上に吐き出される蜜が、汗が、体液の其のすべてがまた物の怪の糧となる。
舐め上げた場所も舐めれば渇き、潮を吹く入り口に舌が潜り込めばその粘膜を舐めこそぐ。

はぁ、と満足げにうっとりとした表情を浮かべながら絶頂を何度も腕の中で繰り返す鼠に、ぎゅぅ、と押し付けた双丘からは布地より染み出た白濁が触れる。

最早全身を毒に犯され正気も、身体も保っていられないのだろう。
絶頂の悲鳴と同時に抜けた力。
体重を秘所を穿つ指で支えるわけにいかないから、少しだけ慌てた様子を見せながらも、しっかりと抱きかかえ、そっと叢の上に横たえた。

目の前で、自ら顔を己に向けてイキ顔を晒し、自ら絶頂を報告するように告げるその様が愛おしく。
淫らな濡れ鼠が愛玩したのはいずれにせよ……。

横たえたその身、頭の横へと膝を折ると、その頭部を柔らかな腿へと乗せてやった。
まだ快楽の余韻に全身が痙攣し、浸っている様子を見下ろしながら、長い舌はその腿に落ちた蜜を、それから愛らしい顔に残る涙の痕を拭って、ようやく元の口内に収まった。

「とても、素敵だったわ、パニア。  ──、もっとシてあげたいのだけれど……」

『帰れなくなってしまうでしょう?』と今ですら足に力が入らないのだろうから、帰り道を心配するくらいの母性はまだ残っていた。
そして、思い出したように、襦袢の合わせ目を広げるとまろびでる褐色の膨らみと赤い蕾。
身体を折ればそれは濡れ鼠の目の前に。まるで授乳するかのよう。
吸い付いたなら甘く、温かく香るそれは、疲労を徐々に取ってくれるだろう。

ただし、また内に熱を宿す事にはなるのだが──。

「──んッ♡ はん♡」

そう、甘い声を上げながら彼女の疲労が取れるまで、否、この子の事だ、満足するまで吸い上げていたのだろう。

しっかり体力が戻るのを感じた所で無慈悲にミルクは取り上げられる。
そうして、帰宅を促すのだ。素直に従うか或いは……いずれにせよ悪戯な妖精が戻る前に淫靡な濡れ鼠を街まで──

パニア > 魔法の一つも使えぬ癖に、爆乳チビの体液は唾液も汗も雌蜜も潮も全てが全て、芳醇な魔力を孕んでいる。
それは未だ名も知らぬアヤカシにとっての甘露となるか、長舌をピリつかせる刺激物となるか。
どちらにせよ、長舌が惜しげなく漏出させて塗りたくり、注ぎ込む媚毒に犯され性感をバグらせた小娘はイキにイク。
視界ちかちか、脳みそどろどろ。
そんな中、ぎゅっと強く抱き寄せる抱擁の同性ならではの優しい柔らかさといい匂いが、得も言われぬ幸福感で爆乳チビをふわふわさせた。
その途上、つい先程呪い殺さんばかりにおっかない視線を向けていたミステリアスお姉さんが、完全に弛緩した小躯を宝物めいて優しく抱いて、草葉の絨毯の上に横たえてくれていようとは。
それを知ったなら、小娘は爆乳をきゅんきゅんさせつつも唇をにんまりさせて「お姉さん、優しいとこあるんスねぇ?♥」などと調子にのってからかい始めたりもしただろう。
『あ、やめて♥ この上膝枕とか反則ッス♥ ルール違反っス!!♥♥』
とか思いつつも、褐色腿枕の弾力帯びた柔らかさは人をダメにする。

「ふにぁぁぁ……♥ お、おねーさんもぉ……すてきだったっスぅ……♥」

下界に戻ったばかりで未だふわふわの小娘は、状況整理もおぼつかぬままアヤカシの言葉に寝言めいてあやふやな返答を。
ついでにもぞりと寝返り一つ、上向けていた身体を横向けて、太腿の付け根に鼻先を埋めようとするのは小動物の本能によるくんかくんかなスキンシップなのかただのすけべか。

「んっお!?♥ ふ、え?♥ あ、にょ……え?♥ ぅ、っと……じゃあ♥ い、いただきますッス!♥」

その頭上、おもむろにぼろんと生乳が!
先ほど白布越しに弛緩したりんご色の先っぽのしどけなさにむっちゃドキつく。
それでも目の前に捧げられるかに降ろされた肉吊鐘は魔性の魅力でチビを捕らえて、気付けばちぅちぅ、その先端を咥え吸うバブ味の極地。
しかもぷくぷくのさくらんぼに吸いつくたびに、褐色たわわの上の方から美貌の唇がヤらしい声を漏らしたりもするので、小娘は夢中になってちゅむちゅむちゅぱちゅぱれるれるちゅぽんっ♥
お腹いっぱいになるまでアヤカシミルクを摂取した♥

「あっ♥ あぁ…っ♥ ままぁ♥」

白濁を伝わせる桃唇からおしゃぶりが引き剥がされて、なおも名残惜しげな声を漏らすチビは悪ふざけのママ呼びまで。
どうやら気に入ってもらえたらしく、水底で土左衛門ルートは回避出来た模様!
ちな、悪戯妖精の迷い道も解けた帰路はソロでも楽勝ぽかったが、すっかり懐いた子ねずみはにゃんにゃんごろごろ甘え倒してアヤカシお姉さんの帯同を得たのだとか。
その帰り道で彼女の名を聞く事は適ったのかどうか――――。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」からキタさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」からパニアさんが去りました。