2025/12/03 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道「まれびとの道」」に李皇華さんが現れました。
李皇華 > 時折、雲の隙間から幾つかの陽光の筋を描き、地上に差し込んでいる光景を遠目に眺めつつ、一匹の黒猫を供にしながら街道を歩いていた。
王都も近ければ、すれ違う人や場所の数もそれなりにある街道は、遠くまで続いているとの事ではあるが、まずは近場を散策と歩調はのんびりとしたもの。

雲に乗ったり乗騎の背に乗ったり、光遁等…徒歩よりも余程早く移動できる手段があるのに、物好きな……と、先を歩く猫からの呆れたような一瞥の目線にに気が付くと笑いながら肩を竦ませた。

「歩くための足と言うものがあるのですからね。
鍛錬も必要ですし。
―――さすがに長距離は疲れますが」

他者には独り言の様にしか聞こえなかっただろうが、黒猫に対しての言葉。
そして、もう一つの目的は魔力と言うものに関しての見聞。
王都に居ても出来た事ではあるが、感知するには五感を研ぎ澄ませる野外の方が良いだろうとの思惑もあり。

李皇華 > 街道の途中にある宿場町らしき場所までたどり着けば、そこで脚安めに休憩がてらのお茶の一服。
長椅子の傍らに魔力計を置き、行きかう人々を観察しつつ、魔力計が示す魔力の反応と見比べながら、感覚を研ぎ澄ますのは魔力を感じ取ろうという訓練にも近い試み。
足元で猫が暇そうに欠伸を漏らして丸まっていたとか―――。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道「まれびとの道」」から李皇華さんが去りました。