2025/10/29 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道「まれびとの道」」にオズワルドさんが現れました。
オズワルド > 「うっはー…!ようやく街道かぁ。」

何処か幽霊のように体を揺らめかせる、魔法で呼び出した軍馬にまたがる男が一人。
馬のかける音とともに、街道脇の森から姿を現した。
軍馬の背にはいくつもの荷が括りつけられ、まさに冒険の真っ最中と言った風情。
問題は――

「もうちょい早い時間に街道に出れる予定だったんだけど。こりゃのんびり歩いてじゃ宿場町に着くのは夕方過ぎるな。」

走らせるべきか? ちょっと悩むのは、馬の背に乗せている荷物のせいだ。
たった今まで馬の背の上で走って揺らしていた荷物。そうそう簡単に壊れはしないだろうが、あんまり振り回すのも気が引ける。

「…ま、街道なら安全だろうし、一端外して固定しなおすか。」

オズワルド > 街道脇で馬から降りる。
誰かしら、或いは馬車の類が通りがかるかもしれないが、まあ街道ど真ん中にいなければ邪魔にはならないだろう。

「セイラン、歩かなきゃ草食ってていいぞ。」

ぺしん、
馬体を軽くたたいてやれば、その場で街道脇の道草を食い始める幻影馬。
魔法で呼び出した馬だというのに、なぜかこの馬モノを食べる。食べると魔力が節約される。すなわち長いこと呼び出せる。
なので、何かとあれば食わせているのだが。

「おい、横目で訴えるな。美味いものが食いたいってアピールするな。冬場はそういうの高いんだよ!」

何度か美味い物食わせたせいか、グルメになってて困る…。
ともあれ、道草を食わせている間に、一度馬の背から下ろす荷物。内容物は、魔動機の一つ。
人の頭より少しデカイくらいのそいつが入ったバッグを一度、傷がつかないように気を付けながら草の上におろして。

「固定…緩くなってねえよな?パーツも…欠けてないな?よし…。」