2025/08/23 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 乗合馬車」にイヴさんが現れました。
■イヴ > 王都発の乗合馬車に乗り込んだのは昼過ぎ。
近隣の村のギルドに当てて届け物の依頼を受けて乗り込んだはいいものの、利用者の多さに小さな体もぎゅうぎゅうと奥まで押し込まれてしまって身動きが取れなくなってしまった。
荷物だけは死守しようと両腕でしっかりと前に抱き込んでいるので、両手も塞がっている状態。
夏の籠った熱気と汗が滲み、利用する人の乗り降りで窮屈さから解放されるものの、またすぐに押し込まれてしまう。
そうして揺られることしばらく、気分が悪くなるのは必定で、顔色も少しばかり悪い。
がたごとと揺れる馬車に三半規管も揺れて、口元に手を当てて戻しそうになるのも堪える。
自分に治癒の魔法を緩やかにかけてなんとか堪えているが、次の乗り場で一旦降りようかとも考えている。
「っ……んぅ、……ふ、ぅぅ」
呻くように声を漏らす。だらだらと流れる汗を拭う余裕もなく、細い首筋に滴らせては、シャツにも染みこんでしっとりと汗ばみ白いシャツを濡らして、白い膚の色を覗かせるほど。
目的地はまだ遠い。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 乗合馬車」にアキアスさんが現れました。
■アキアス > 乗合馬車が冒険者ギルドの出張所で止まる。
人がまた降りていくらか窮屈さが解消されるも、また次々と人が乗り込んでくる。
場所柄か、大柄な者も多く乗り込む中。赤髪の男がのそりと乗り込み……あとからあとから詰め込まれるようにして増える上客に押しやられ、汗に塗れる少女のすぐ背後までと、押しやられて。
「っと、くそ、がめつい乗合が、定員決めろってんだ……」
ぼそりと馬車の運営商会へと文句を言い、自身の巨躯具合に自覚はあるからか、奥の方で縮こまる少女を押しつぶさないようにして。
荷物を大事そうに抱えるその少女の透けるシャツににへらと鼻の下伸ばし……見知った相手と、気づく。
がたりと馬車が揺れ、更に道行を進み始めるなら、ちょっとしたいたずら心が沸いてきて――……。
■アキアス > 【移動いたします】
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 乗合馬車」からアキアスさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 乗合馬車」からイヴさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」にミストさんが現れました。
■ミスト > 冒険者ギルドの出張所と言うのは、とても便利だと、新人冒険者は考える。
本国のギルドで受けた依頼を、此方で報告をしても成功となるのだ。
新鮮な薬草の納品依頼などで考えるのであるのならば、とても便利だ。
新鮮な薬草を納品して、依頼の報酬を受け取り、ほくほく顔のミスト。
「さて、と……。どうしようかなぁ。」
報酬で、少し暖かくなった懐だ、食事を取るのもいいし、酒を飲むのもいいかもしれないし。
まだ、体力などに余裕があるから、依頼をこのまま受けるのも良いだろう。
ふむ、とミストは考えてから、依頼ボードの方へ移動する。
まず、見る事をしてみよう、何かあれば、その依頼を受ければいいだろう、と考えたから、だ。
しかし、直ぐに表情は、しょもん、となる。
「あるにはあるけど、か……ぁ。」
残っている依頼と言うのは、複数人数で受ける依頼ばかりだ。
一人では依頼を受けられないものなので、これはよろしくない、と言うのがミストの判断だった。
■ミスト > 「うーん……今日は、難しい、かな。」
周囲を見ても、冒険者の数が少なく、彼らはこれから冒険をする、という印象もなさそうだ。
一人では依頼を受けられないものばかりと言うならば、此処はあきらめたほうが良いだろう。
仕方がないか、と軽くため息を履いてから、カウンターに腰を下ろした。
「マスター。
火酒と、シチュー、肉をたっぷりね、後、パンを。」
注文をして、直ぐに温かな料理がミストの前に。
人が少ないというのもあるので、まあそんなものなのだろう。
ミストは食事を行い、代金を支払い。
今日は早々に引っ込むことにした。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 冒険者ギルド出張所」からミストさんが去りました。