2025/08/15 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 乗合馬車」にフーリさんが現れました。
フーリ > (あっづぅ……)

自然地帯の冒険者ギルドは魔女の取引先の一つ。
ふだんなら不思議な箒やらなんやらでひとっとび、なのだが。

先日ちょっと上手く出来上がった回復薬をいたく気に入った冒険者がいわゆる爆買いしてくれて。
今の魔女はとても裕福なのですとばかり、ちょっと一般的な馬車とか、しかも荷物載せ割り増し料金とか払っちゃう? と、してみたのが、まちがいのはじまり。

夏の乗合馬車。しかも貴族御用達な空調用の魔導具ふんだんに使われた快適仕様などではない。
しかも、タコ詰めとまでではないものの、まぁまぁな盛況ぶり。御者さん儲かりますね?と、その隣に移動したいくらい。

そんな臨機応変対応はコミュ障メカクレおっぱいにはたいへん、たいへんにむずかしく。

がたごとなかなかな揺れも、大きなお尻にばんばん響く中、ひぃん、と、喉を小動物めいて鳴らすのさえかき消えて。

大変な勉強料を支払うことになったなぁ、と、居心地悪そうにもそもそ居住まいを何度も直す。

そんなことをしても勿論気休めにしかならず。魔法でどうにかするにも、周囲の人になんとも申し訳ない気分。

ぶるん、ばるんと揺れる胸の巨大な果実に、いくつか視線が鋭く刺さる。
周囲が男ばかりなら、そのまま不埒に及ばれても仕方のない無防備、卑猥具合。

けれども本人はといえば、初の長距離移動馬車の洗礼でそれどころではない様子だった。

フーリ > ふらふら、ゆさゆさ。馬車に揺られて目的地まで。
降りた時には、もう何か事情ない限りは使わないでおこうと決めた魔女だったとか。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 乗合馬車」からフーリさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 乗合馬車」にトリシャさんが現れました。
トリシャ > 「この前はついてなかったですが、今回はついてますね」

王都から出発し九頭龍山脈の麓の村に向かう馬車。
運が良かったのかあまり需要がないのか、まるで貸し切りのように他の客も今はいなく。
もしかすれば次の停留所で誰か乗ってくるかもしれないが、それまでは広々とした馬車内を満喫でき。

前回にはなかった窓の外を見る余裕すらある。
ただ向かう先は観光などではなく、きちんとした依頼。しかも単独ではなく、どこかで合流はするが相方がいるとのこと。

ただ問題はその相方がどこで合流するのかは聞かされていなく、どんな相手が来るのかも不明。
そのことに変な相手でなければいいと願い、もうすぐ次の停留所につく、そこで誰かが乗ってくるのかなとと考える間に馬車の速度が落ちていって。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 乗合馬車」からトリシャさんが去りました。