2025/10/11 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からアルカさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にカグヤさんが現れました。
■カグヤ > 肌寒さを覚えるまでになった季節。失ったものを惜しむのは悪い事ではないだろうが、聊か早すぎる気がしないではない。
更衣室でパーカーを羽織り、ジップをしっかり締めて向かったのは中間層。
今日の目当ては泳ぐではなく、その水遊場に設置されている飲食スペースだった。
空からは日差しと人工的に魔術で調整された過ごしやすい気候。
そんな中プールを見下ろすテラスのようなカウンター席に腰を下ろして頼んだ甘いカクテルのグラスを口元へ運んだ。
「頑張ったご褒美に、これくらいは良いわよね。」
日ごろの節制も、運動も、特段披露する事も無かった水着姿ではあったけれど。気持ち絞れた気がしたから。
眼下ではカップルや子連れが賑やかに騒ぎ水流に流されたり波に揺られたりと健全な空間が広がっていた。
そんな姿を眺めながら、早々に一杯、飲み干してしまったグラスに残る氷をカラカラと揺らしては、二杯目はどうしようと、思索を巡らせる。
■カグヤ > 数杯、グラスを空ける。
そのまま少し意識を傾けさせる程のアルコールに水の中へと入るのを諦めて、暫くは温暖な気候の中楽しむ飲酒。それは日暮れまでつづいた。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からカグヤさんが去りました。