2025/08/18 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にイザベルさんが現れました。
■イザベル > 「やっぱ真水ってのはたまらないねぇ。」
水遊場の下層、大き目の浮き輪に臀部を押し込んで流れるプールに身を任せている。
船の上で、時化に浴びる海水とは違い、サラサラと肌を流れてゆく真水は心地よく、温度管理も陽射しの管理までされた場所で過ごすのは快適だった。
横を通り過ぎるカップルや、客を探して彷徨う娼婦、地下への入り口に立ち客を待つ身売り等、目を楽しませるものも多い。
「ああいうのはもう、水着って呼ばないんじゃないか? でもまぁ、一度扱ってみたいもんだけど。」
気紛れに身売りや娼婦を買ってみてもいいかもしれないと、ふとそんな思考。男の肉体にも良さはあるが。
散々踊り子や物乞い、乗船客にまで手は出しているので男女の別はない。
掌に水を載せて胸元や腹部に掛けて涼を取りながら、暫くはその流れに身を任せたまま。
水中やプールサイドに警戒するわけでもなく。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にエズラさんが現れました。
■エズラ > 水遊場はよく来る場所。
といって、あくまでも水練のため。
飾りっ気のない往復用の水練場を、黙々と何往復もしていたが――
「ブハーッ……――」
良い塩梅に身体が疲れてきたところ。
一度自ら出て四肢を伸ばし、少し休憩とばかり、ぶらぶらと歩いていると――
「……ムオッ」
のんびり、水面を流れている、見知った相手を発見――
「よう、ヘンなとこで会うな――!」
プールサイドから声をかけざま、ひょいっとひとっ飛びに跳躍し――
水飛沫が上がることも構わずに、相手のすぐ傍に着水する――
■イザベル > 何週目になっただろうか、数名の客引きと、軟派に声を掛けられた気がしたけれど。
値踏みするような視線を向けただけでそそくさと去っていった。
別に拒んだつもりもない、勿論臨んだつもりもないけれど。
そんな折、深く臀部を浮き輪の穴に収めて、腹部まで水に浸かる程、そのまま空を見上げて流れていれば、傍に立つ飛沫に思わず顔を覆う。
そして今度は本当に、睨んだ……。
相手が水に沈む直前に見えた顔は覚えがあった……だから、その彼の頭が水に浮かぶ瞬間……。
その頭部を押さえつけた。水面に出る事の無いように。
唐突に逃げ場を失った彼の視界には、浮き輪より突き出た臀部と、水中に舞うパレオの奥に腿と其の奥が見えただろうけれど。
「出会いはこれで終わりだね──。」
水中の彼には聞えないだろう。口角を吊り上げて意地悪く紡ぎながら、
彼が力の向きを変えて浮き上がるのが先か、或いは別の手立てを講じるのが先か……。
■エズラ > 相手の浮き輪のすぐ傍に浮上するつもりだったが――
むんずと頭を押さえ付けられ、ゴボッと水中で泡を吹く。
「もががっ……――」
どうやらしっかりこっちのことを認識していたらしい――
無理矢理暴れて逃れることもできたが、ふと視界に映ったものを見て――ムフフと口角を上げる。
「ふんっ……――!」
にゅ、と両腕伸ばし、一切の遠慮なしに、むっちり浮き輪から突き出していた尻肉を、手のひら一杯に鷲づかみにする――
■イザベル > 不意だったのだろう。水面に大きな水泡が浮き上がる。
してやったりと口角は満悦を示すように大きく吊り上がり、肩を震わせてククっと笑っていた。
「ひゃっ!!?」
そんな、笑う口元から思わず上がる悲鳴、近場を流れる他の客が一斉に此方を向いたものだから思わず口を噤むけれど、鷲掴みにされて思わず臀部を引き抜くように浮かせる。
大き目の浮き輪に太腿の合間という空間が生まれてそこから陽の光が水中へ差したろうけれど。
それにも気づかず、頭を押さえていた手にその感触が無くなれば、水面を叩いて抗議の意思を示した。
「このッ……エロ猿め。」
水面を叩く度、浮かせてしまった臀部のせいでバランスを欠く浮き輪の上。何度も身体が傾き、その都度慌てて捕まって。
さて、もぐらたたきの成果は如何に、彼はどこから顔を出すやら。
■エズラ > どうやら水中のこちらの位置を、浮き輪の上からでは正確につかめないようで。
繰り返し水面を叩く相手の手を、ぶくぶくと泡を吹き出しつつプールの底からやけに冷静に観察。
「むごごごご……――」
といって、そろそろ息継ぎをせねばならない頃合。
相手がバランスを崩したのを見計らうと、強く水底を蹴り、水飛沫を派手に上げつつ水面に上半身を露わに。
「ぶはーっ!」
そのまま勢い、浮き輪の上の相手に、更にのしかかるように覆い被さろうと。
浮き輪の上に、己の身体を重しにして、相手を半拘束しようという算段。
■イザベル > 「ちょ!……馬鹿猿ッ アンタってどうして、このっ──。」
水面を叩く腕は空回り結果、正面から伸し掛かるように身体を浮き輪の上に乗せようとする事への反応が遅れた。
腕を離せばひっくり返ってしまうだろう。いっそそうしたほうがいいのかもしれないが既に時遅く。
再び臀部が深く浮き輪の中心へ落ちて、彼の身体が白い肌の、双丘を潰すかのように伸し掛かった。
身体を押さえつけられたせいで、浮き輪の横を持つ腕も動かすに動かせず……。
「アンタは何時から強姦魔になったんだい。」
そう、恨めしそうに睨みつけるも、顔も距離が近く吐息も重なる距離では聊か迫力に欠けるかもしれない。
■エズラ > 「むほっ、この乳――久しぶりの感触だぜ――!」
のしかかった勢いで一瞬、己の顔面が量感あふれる乳房の谷間に落ち――今は、互いの胸元が重なり合うような格好。
流れに逆らわぬまま浮き輪は動き、周囲の者も男女のこうした光景はこの水遊場では珍しくないのか、段々と視線は外れている。
「強姦魔たぁ人間らしい言い回しだ――なんせオレは“猿”だからよ――」
更に顔を寄せ、相手の耳元へふと囁く。
「――“ケダモノ”ってやつだ――」
気づけば水を足で掻き、プールの流れに逆らって、プールサイドへ向かって泳ぐ。
浮き輪を両腕で抱え込みつつ、再び水中では相手の臀部をガッシリ掴みつつ――強く拒まれぬ限りは、また彼女を“攫って”ゆくつもりである――
■イザベル > 「はぁ……、アンタのためにあるわけじゃないんだけどねぇ……。」
彼が殊の外気に入ったような自身の胸、谷間に落ち、胸同士が擦れあう距離で自慢げに、耳元で囁く言葉に呆れたような溜息を零した。
「アタシはアンタのオナホになった記憶は無いんだけどねぇ。」
臀部にを掴む手に、それが嬉しいとでもいうよう、彼の指を挟みこむように割れ目がきゅっと閉まり尻肉の合間にその指を喰い込ませて、
彼が足を掻くその振動で揺れる胸が彼の胸板を擽り、行く先は女にも知らぬこと。
プールサイドに上がったのなら、仕返しに男の股間を掴み返しそのまま歩いていっただろうし、
地下へ通じる分帰路にそのまま流れていったのなら、その先ではどうなることやら──。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からエズラさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からイザベルさんが去りました。