2025/08/13 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にカグヤさんが現れました。
カグヤ > 仕事も閑散期になり取る事が出来た休み。昼過ぎに同僚から聞いて何度か来て居た水遊場。
更衣室で出会った同性等は、肌の露出も露わにまるで裸の方が恥ずかしくないような恰好の者まで居た。
そんな中、既に着ていたラッシュガードにボードパンツという出で立ちは逆に目立つ要因に。 
とりあえず最低限の荷物だけをもって下層へと降りてゆく。会場を一周する形で敷設された流れるプールの一角に、荷物を置いてデッキチェアに腰を下ろした。

「はぁ──。今からでも、水着ちゃんとしたの買った方が良いかしら……?」

身体のメリハリはあるものの、その大半は隠されているそれ。
プールを流れる客も、Barで寛ぐ客も、皆一様に露出度は高い。
男を捕まえ地下へと続く階段を下りて行く者に至っては、裸同然だったりもするのだから。

それでも結局デッキに寝そべって寛ぎ始めてしまうのは生来の出不精な性根故。
何よりも、陽射しの割にベタつかず、汗ばむでもないこの気温が心地よくて、そして様々な関係が巡るその場所は人間観察にはもってこいだった。
相手を探す者、相手に逃げられた者。我関せずと傍観に徹する者、等。

カグヤ > うとうとと、船をこぎ始めるまでに時間はさほどかからなかった。
そんな無防備なのか完全防備なのかわからぬ女へ向けられる視線もなく。穏やかな時間は過ぎてゆく。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からカグヤさんが去りました。