2025/07/17 のログ
■ケストレル > そんな、友達の友達はみんな友達、みたいなノリで参加して良いんだろうか
疑問は深まるばかりだったが、他の参加者の皆さんも気にしない気にしない、と同じノリである
町内会、という言葉の響きの所為か、若者の参加率が著しく低いということもあって、
ケストレルが居るだけで重宝されている気配は感じるが
アイスバーを突き付けられ、食べ物で人を指さない、と保護者めいた指摘をしつつ
雇い主の言葉に呆れも通り越して感心する次第である
この人いつもこうなの?と傍らのおじさんに訊ねれば、うんうん、と大きく首を振って答えてくれた
「いや、心配はそこじゃなくて……つーか、俺も同伴するんスか……?」
ネーラさん1人で遊んでくるんじゃないの、と続けかけて言葉が止まる
元々荷物持ちとして来ているのだし、荷物運びが無いならプールサイドで水着の利用者を眺めて目の保養をしたい
そんな事を考えていたのだが、そんな考えを容易く打ち砕く準備運動を目の当たりにした
――ぶるんぶるんのぱっつぱつである
「……しょ、しょーがないっすねー」
前屈みになったおじさんと別れて、こちらも軽く体を解しておく
若干腰が引けている、なんてことはない 本当にない
■ネーラ > 「うむ、育ちが良さげな発言だな!」
微 妙 な 間 。
ノリで生きているのが恥ずかしくなってきた。
食べ物を突きつけてはいけない。それはそう。
高齢化が地味に進んでいることは、ネーラのノリ重視の姿勢を擁護しないのである。
「なんじゃ?怖気ついたのか?男のくせに…」
やけにたらぁっとした声で煽る。しかも言葉がちょっと古い。
ぱっちん、とブラのストラップを片方引っ張って鳴らして。
おじさんとトリーの前に立つと、腰のあたりをそれとなく見て
「おやおや、腰がひけておるぞ?何かやましいところでもあるのか?」
トリーの前でしゃがむと、おじさんの方を底意地の悪い笑みで
(す・け・べ)
と口だけパクパクしていた。
また練乳バーをお口に咥える。
ふふん。ちゅぱちゅぱ。
で、トリーの準備ができたら、人並みをその肢体の威力で割ってつかつかと、波のプールの前に立つ。
「ふーん、今時の魔術師も大したもんじゃな。まあまあ大変じゃろうに。この規模で波を起こすのは…」
前々から滲み出ていたが、ネーラさんの時間感覚は何かずれている。実年齢由来である。
サンダルを脱ぐと、小さい看板付きの脱ぎ場に置いて。
「トリー。」
手をん、と差し伸べて
「エスコート、してくれないのか?」
ちょいちょい誘惑を挟んでくる。
周りの「何こいつの彼女、クッソ妬ましいな!?」という邪視がビンビンの3本ダチである。
■ケストレル > 「まあ、一応育ちだけは良いんで……」
相続権は全く無いとは言え一応は貴族である
冒険者モードの時はそれなりにその場の空気に合わせるが、アルバイトモードなので若干地が出ているのだ
そもそも自分より見掛けも年上の雇い主が燥いでいれば嫌でも冷静になるってもんだろう
おじさんがクリティカルヒットを受けてオーバーキルされ、トイレへ退場するのを見送りつつ準備を終えたケストレル
先陣切って進んでいくネーラの後に続き、人目を引くよなあ、と注目を集める雇い主の背を見つつ思う
というか、パレオとか巻いた方が良かったんじゃないかと思う後ろ姿である Tバックて
「魔導機械の力も借りてるんじゃないすかね?」
波のプールに感心するネーラにそんな言葉を投げつつ、ケストレルもサンダルと、羽織っていたシャツを指定の場所へと置いて
「え? ……あ、ああ、はい」
エスコートを求められ、周囲の妬みの視線に身を竦めつつも手を取ると一足先にプールの中へと進んで行く
彼女じゃなくて雇い主なんですよー、と内心で説明しつつ胸元まで水に浸かると大丈夫です?とネーラを振り返った
■ネーラ > 「どうしたんじゃろうのう。心配じゃのう…」
腰を部位破壊された感じのおじさんがなんか…なんか退場しましたね…
と、張本人ではありませんが、誠に憂わしい。王国の行末はどうなってしまうのか…という顔をしてトリーに言っていた。
なお「パレオとか足にまとわりつくからめんどいのじゃ」と、今日の反省会を帰宅後に行った際にネーラは宣ったのである。
時を今に戻そう。
で、波の出るプール。
きっとそうだ。国の力や財界の力も働いて、この潤沢さなのじゃなあ、と感慨を覚えてしまう。
どんな才があっても財がなければ実現できないのか。
世知辛いな、世界…。遠い目…。
雇い主なんですよー、とケストレルが空気を読んで丸く収めんとした時に後ろからケストレルの首に腕を回してニコッとした。
やっぱり彼女じゃねえか…ドス黒い思念がなんとなく空気滲み出る。
腕が艶かしくケストレルのクビに絡んで、背中にそっと、
当てた。ぎゅう、と。ほんのり暖かくてもっちり…
周りを羨ましがらせたくてこんなことをしたが、ここは波のプールである。だんだん水かさが増しているし、少し深いし。
このままではそのうちなにか(アクシデントが)起きる…
本気モードの雇用主なら千里眼で未来を見ることもあるだろうが、今はただの浮かれポンチである。
うふ、とケストレルの耳元に吐息を吹きかけている。(約三十路)
■ケストレル > 「そうっすねー……」
退場していくおじさんは良い笑顔だった、ケストレルにはそう見えた
まあ、あの歳でも元気なのは良い事である、ああはなりたくないと思う反面、自分もあの歳でも維持出来るだろうかと羨ましくもある
まあそんな事は顔にも出さないのだけど
次からプールや海で水着になる時はパレオ必須で、と雇い主にお説教するのはまだ先の話……
わざわざレジャーに来てまで余計ないざこさを生みたくはないケストレル
穏健に過ごせれば、と思っていたけれど、もう初っ端からその願いは叶いそうもない
嫉妬のオーラに冷や汗を掻きつつも、どうにか事も無くプールを楽しもうと思ったのだけれども
引いていた手が離れ、するりと首に腕が回されて
何事、と思う前に背中にもっちもちな感触が当てられた
もしかしなくてもこれは、とケストレルに緊張が走る
同時に周囲からの黒いオーラに冷や汗も増す
耳元に息を吹きかける雇い主に、危ないっすよ、と色んな意味を込めて注意を促す
しっかりしているようでその実抜けている部分の多いネーラのこと、絶対なにか起こすと、踏んで警戒するケストレルだった
――そんな二人へと波が押し寄せる 波の出るプールだからね!
■ネーラ > 面白くなると心の死角が増える。
トリーの目に映るネーラの傾向はだいたいそのようなもの。
「この水遊場なら、ちょっとくっついても罪にならぬぞ?」
温めてやろう…♡とふざけてもっと密着。ゆさっ、ゆさぁっ、と胸が擦り付けられる。彼の背中に押しつけられた乳脂肪との間に、布ずれの質感が生まれた。
そして魔女があわよくば♡と調子に乗って彼の耳たぶに唇をそーっと触れさせた時に。
クソでかい波が来た。
浮き輪で浮かんで上機嫌なその他遊泳客を乗せたクッソでけえ波が。
「!!!???????」
ネーラの霊圧が消えた。
水面に、黒い水着のブラが音もなく揺蕩っていた。
暴力的なまでの波が引いて、優しく凪いだプールの水面に泡が立つ
「っはぁ…!!!!死ぬかと…!!死ぬかと思ったのじゃ!!!!」
銀髪をドラゴンの尾みたいに振り回し、水の底から立ち上がった雇い主の、胸が露わになっていた。
「…どうした。」
乳頭が雫を滴らせ、波に持ち上げられた両胸から、ツンと天を向いていた。
■ケストレル > 調子に乗らせなければ、この雇い主は魔法の達人だと思う
しかし、デフォルトが調子に乗ってる事もまた、ケストレルは短い期間ながらも学んでいる
ましてやこのプールのような、レジャー施設で調子に乗らないなんて不可能に近い事も知っている
だからくれぐれも気を抜かない様に、と釘を刺そうと思っていた……思ってはいたのだが、
「ちょ、ネーラさん悪ふざけもほどほどに……」
背中に密着され、より強く押し付けられる豊満な双丘にどうしても頬も言葉も緩くなる
出来る事なら真正面から受け止めたい感触を背に、まあ、これはこれで良いか、と考えた矢先
想像以上のビッグウェーブが遊泳客を連れて襲来した
騎士としての体幹でどうにか耐え凌いだケストレルだが、背後に当たっていた柔らか諸共霊圧が消える
怒涛の波と遊泳客が通り過ぎて行った後に残ったのは、呆然とするケストレルと、見覚えのある黒い布……布?
「ッ……ネーラさん!?」
理解が一瞬遅れてから我に返ったケストレルが背後にいた筈の雇い主の姿を探した矢先
目の前の水面がぽこぽこと泡立ち、すぐにザバァッと銀髪の褐色姿が水飛沫を上げて飛び出した
「あ、良かったネーラさん今ので流されてったのかと……」
流されてはいた ネーラさん(の水着のブラ)が
予期せずお出しされた隠すものの無いメートル級(ケストレル目測)バストが水を滴らせながら、主の動きに合わせプルンプルン揺れる 波に揺られてふわふわ揺れる
こんなの見ないでいられるかよ、と思わず凝視するケストレルである
幸いにも周囲の遊泳客は波に流されて行ったため、ほぼ最前列独占状態である
■ネーラ > 二人を遮るものは
何も、何もなかった。
適度に褐色の乳首だった。
メートル級、あった。
「………思念でウンディーネどもに命じてなんとか受け身はとれたが……き奴ら少しは術師に敬意を払えというのじゃ…!」
両手で胸を抱きしめて隠して。ざばっざばとケストレルの前に立つと、その手にあるビキニトップをするりと取り返す。
ケストレルの正面に陣取り、ブラの背中のホックを素早くつけると、彼の視線を逃れるかのようにその胸板に乳房を押し付け。
視線をまずしもしないことに苛立つ。
「しばし壁になれ。」
冷え切って機嫌を損ねた声であっても甘いツヤさえある声で命じると、ホルターネックの紐(ストリップ)を首の後ろでリボンに結び。耳元で
「この、ドスケベがっ。」と囁いた。
何もかも自分の悪ふざけのせいなのに、勝手な主人である。
ブラの復旧が成った。
「じゃが、ブラをとっていてくれた機転はさすが冒険者じゃ、褒めてやろう。」
一旦あがろうと考え、サンダル置き場を振り返る。
「少し支えてくれ、身が少々痛い…」
水を掻き分け。なんならウンディーネを自らのマナで威圧して浮力を捻り出させ、波の勢いを打ち消し、地上と変わらぬ速度で二人歩みを進めていくか。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からネーラさんが去りました。
■ケストレル > 【後日継続予定】
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からケストレルさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にネーラさんが現れました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にケストレルさんが現れました。
■ネーラ > プールサイドでうとうととしている、デッキチェアに寝そべるネーラさんである。
何やうつらうつらと夢を見ている。
全く新しい人が来たら、ここから話が始まるし、昨日の方が来たら、夢を見るという体で続きとなる…
■ネーラ > 【先日の記憶】…(ほわんほわんほわん)
「少し支えてくれ、身が少々痛い…」以下略。続きとなる…
■ケストレル > 体幹、鍛えた方が良いんじゃないかなあ、と水の精霊に対して文句を溢すネーラを見つつ思う
あまりにも凝視するのに集中し過ぎて、我に返ったのは手からブラトップを取り返されてからだった
見るからに不機嫌そうなネーラに謝罪の言葉を掛けようと口を開くが、不機嫌そうな気配とは裏腹に水着を直すネーラが自分を壁として豊満な両胸を押し付ける事に軽く困惑
「すいませんっした……けど、あの、しょうがなくないっすか!?」
スケベじゃなくてもあんなん見ちゃうだろ、と言わざるを得ない
さては自分の姿を鏡で見た事無いな?とこれまで何度か思ったことも思わざるを得ない
ここまで身勝手だといっそ清々しいな、とすら思えてケストレルの罪悪感も何処かへと行ってしまった
もう折角だからこの光景と感触をしっかり記憶に刻もう、と壁に徹し
「痛い?……さっきのでどこか痛めました?」
肩を貸せと言われれば是も非も無くネーラの身を支える
入った時よりも帰る時の方が水の抵抗が少ない事に驚きつつも、
多少なりと魔法を齧っている身としてはどうしてそうなるのか分からないわけでも無く
ただただネーラという魔術師の力量に舌を巻くのみである
そうしてざぶざぶと波の出るプールを出んと進んで
■ネーラ > 魔術のためになるヨガ程度のものはやってるんだけど、やっぱり魔術職は肉体派と比べてそこちょっと劣るんだけど
その分マシュマロボディだからご容赦してほしい気持ち。
「しょうがなくない。ま、オスとしてはしょうがないが、今日は!」
きゅっとホルターネックのリボン結んだ時に
「しょうがなくない。よいな?」
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「ん?ああ。波に打たれて変な捻り方をしたらしい。」
波の出るプール、実際の海に合わせた浅瀬状のところから上がる。
「トリーは何か治癒術は心得ているか?痛みを和らげるのでも良いのじゃが。」
若干びっこ弾きつつ、さっきのサンダルと麻シャツ脱いだあたりにたどり着く。サンダルはあった。