2025/07/05 のログ
キール > ぷかぷかと水に浮かびながら揺蕩う男。
目を閉じ耳や肌を撫でる風に意識を向ければ、風が生む波が男にぶつかり弾けて小さな飛沫を作る感触や肌を撫でるのは昼の残った熱を孕んだ風。

その風に乗り遠くからはやや賑やかな声や拍子。
そういったものに身を委ねれば男の気配は薄く闇に紛れていく。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からキールさんが去りました。