2025/06/29 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にジャックさんが現れました。
ジャック > 夏本番でもないのに日差しの強さも湿気の高さもさながら。
涼を求めて水遊びに興じる人も多くって、所によっては芋洗い状態。
水に揉まれてんだか人に揉まれてんだか分からなくなってくる。
なので。

「あ゛ー」

お財布は痛かったが追加料金払って一つ上のエリアにやってきた。
お財布にちょっと無理言っただけあってこっちは人の入りそれなり。
ウォータースライダー? だとか。流れるプール? だとか。
目新しいのもあって結構夢中になってたら。
はしゃぎすぎて疲れた。
パラソル立てた寝そべり椅子にぐったり倒れる金髪の茶筅髷。

「な、何やってんだ俺は……」

こう、もっと、優雅に涼を楽しむつもりが、ついつい子供心に火が付きすぎてしまって自分で自分にノリツッコミ。
眼鏡やら海水浴用の上着やらを手近のテーブルに置かせてもらってタオルで目元を隠して海パン一丁で、ぐったり。

ジャック > 「はぁ゛~……よし。ちょいましになってきた……何か飲むもん……」

じわじわと染みる熱気も水に浸りすぎて冷えた身体には丁度いい。
体温がそこそこ戻ってきたあたりで亀並みに鈍い動作でのろのろと起き上がると
出店されている売店目掛けてこれまたゆったりのったりぐったりと動き出す。

店先の人には『はしゃぎすぎたー?』だなんてその様を快活に笑われ『いやお恥ずかしながら……』だの本当に恥ずかしい子供心爆発の経緯と世間話もそこそこ、南国の果物を磨り潰したという珍しい味わいと水分補給も済ませた後は、体力回復に勤しみつつ今度こそゆったり。優雅かはわからないがのんびりと過ごすことにしたのだった。

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からジャックさんが去りました。