2026/03/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」に娼館「プリプリ」さんが現れました。
■娼館「プリプリ」 > 春めいてきて人類もうっすら発情するこの時期、当然、娼婦たちが忙しくなるということは体を大変に使うということ。
そんな折に実用的なのが、回復術をかけてくれる医院である。
お代金をもらっている以上、相手が少々巨根だろうが、強引な力任せのセックスを押し付けてこようが、することはしなければならない。
娼館プリプリのキャストたちはさる魔女の助力で病にかかることはないが、その体は物理的に無敵というわけではない。
当然、擦過傷、噛み跡、爪痕、アクロバティックな体位でのセックスによる関節痛、強引なプレイによる膣炎などがあり得る。それがあたかもなかったかのように、魔術はある程度癒してくれる。
店の裏手の婦人科で、回復魔法をかけていただいているアンジーさんである。変態的なプレイは好きだけど、「まあわかっててやってんだけどね」と治癒術の先生に話しながら、声にならない声をあげて回復している…
したがって本日アンジーは欠勤。
*****************************************
ディナータイムが終わり、今から体力と精力をオンにした客がくる…
待ちの時間に合わせて、黒服たちも近所の食堂でサンドウィッチを買い急いで食べ終わる。
何事もなかったのように、店長の老黒服がカウンターの内側の事務椅子に座して、書類の耳を机のヒラでとんとんと揃えている。
■娼館「プリプリ」 > 「そういやあこの辺の公園、植ってる東洋の桜が咲いたっていうじゃねえか。」
老黒服の隣の椅子に座っている、アルビノの黒服は応える。美しい相貌に、編み込まれた白髪。男の顔には艶やかな化粧が施されている。
「そうねえ。このへんの出口の端のあたりの並木、今年も花見客が多いでしょ。」
「花さえ見て酒が飲めりゃあいいんだからな。…うちとしちゃあ、酒の勢いでくるやつは全部狙いたいね。酒乱はお断りだが…」
おつかれさま〜
またきてね〜
裏口の方からメイベリーンの声がする。
人の良さそうな相貌の小柄な初老の男性が、裏口から店の入り口の前を横切って帰っていく。
「…何回目かなあ、今のお客様…」
この「客」、引退したマフィアのおじさんである。
片足を引きずり、時々ざらりと鋭い目線を放つ。
「…本当にただのファンだからなあ…」
老黒服も知っているこの客の素性。とはいえアイドルとしてのメイベリーンの強火ファンであり…
「まあうちの用心棒の先生で牽制すりゃあいいか…」
と、常に客の前に姿を現さぬ店の切り札である存在を思う。
「…タトゥーエグかった〜。なぁに?んーん?大丈夫だったよ?」
一仕事終えてカウンター前に来たメイベリーン、心配する店長に今日の内容を軽く話す。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」から娼館「プリプリ」さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」に娼館「プリプリ」さんが現れました。
■娼館「プリプリ」 > 週末の昼下がり、もっとも来客が少ない時。
プリプリの館内エントランスに、一人のメイドの少女。
日頃娼婦の一人としている金髪碧眼の少女の前に、水入りのバケツと雑巾とモップが、8組。
「接客で精気は十分いただいてますし、そろそろですね。……では。」
屋敷のお掃除を始めます。そう宣言した。
彼女の背後から同じ姿のメイドが現れる。
ひとり、その後ろの一人、また一人。総勢8人の加勢。全て複製元と同じ姿。
「これからの1時間で館内清掃お願いします。」
8人はそれぞれ1組ずつ、館内の1階から4階へ移動して仕事を始める。
オリジナルの彼女一人がまた同じことを行う。
後ろからまた現れるまた同じく8人の複製メイド。
「あなたたちは各階のベッドメイク。また洗い物をまとめて裏へ」
この8人も同様に各階へ移動していく。
残ったひとり、メイド16人を複製した彼女は、昼下がりのエントランスの片隅の椅子に座って瞳を閉じる。16体全ての情報を受け取り、思念を送り一斉に制御している。
彼女はシルキィ。館のを差配するものという意味で主人。この娼館に憑いた屋敷妖精である。
テリトリーの中ならばどこでも、いくらでも、現れる。
いつの間にか届けられた飲み物、食べ物、一切清潔な室内の保持。全てを取り行っている。
■娼館「プリプリ」 > 乱れた絨毯は均され、蝋燭は入れ替えられる。
床板は磨かれ、綻びは繕われる。
掻き乱され、体液に汚れたシーツを剥ぎ取り、濡れたマットレスを魔術でかわかす。空気を外から入れ替え、また屋敷そのものへの強制力で空気を入れ替えてのける。
壁、床に飛散した性液を清掃する。涎の跡を消す。
荒れた客が叩き割ったグラスを履いて集めて捨てる。
一部、逗留中の客が使用している部屋は、掃除を後に回して。
こうして、誰がいつ来ても、今が最初の客であるかのように感じさせる手入れを怠らない。
******************
おやつどきを過ぎたあたりで、シフトのキャストたちが出勤し、あるいは外から戻ってくる。
化粧と衣装を整えた彼女たちがそれぞれの部屋で客を待ち始める。
カウンターには黒服が入り、今日の受付を再開する。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」から娼館「プリプリ」さんが去りました。