2025/12/10 のログ
娼館「プリプリ」 > 揉め事は速やかに収拾させていただきまして。

エントランスはまたいつものようにすーっと、ひっそりとし出す。

さっきまでいたキャストたちは一旦お客様がつき、2時間のコースが終わり

「おつかれさまー♡」
「…本当にあたしみたいな年増で良かったんだね?はは、ありがと」
「またくるよろし。にゃは!」


「「「ふいー」」」


また三人、エントラスに戻ってくる。
そしてそれぞれ外の空気を吸いに出ては戻ってくる。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/娼館「プリプリ」」から娼館「プリプリ」さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/娼館「プリプリ」」にメイベリーンさんが現れました。
メイベリーン > 「プリプリ」に小包が届いた。
手のひらサイズの、厚みのある、円柱をスライスしたようなもの。
紙で厳重に封がしてあって、蝋で封がされているそれが、50個くらい。


「あっきた。」
カウンターから呼ばれて一回のエントランスでサインして受け取ったメイベリーン。両手でバックヤードまで抱えて持ってって開封。牛の皮に描いてある斑点模様を白く抜いた、薄いピンクのワンピース。ウエストにビジューのついたリボンで止めている。

いくつか取ってきてカウンターの中の、黒服三人に渡す。


「これー、実家から。」

毎年恒例、実家の農場製。ワインによく合うブルーチーズ。

「お店のみんなにもよろしくって。あとで欲しい人に分けてくれたら。」
バックヤードに置いてあるからとメイ曰く。

「残りはお客様に配るのー」
一旦バックヤードに戻ると、自室に持ち込むために色々動く。

お店の一階は今日も何事もないように静か。
お客様方を待つなり。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/娼館「プリプリ」」からメイベリーンさんが去りました。