2025/11/30 のログ
アルジェント > 「───さて、と」

長いと、消費に相応の代価を卓に残して立ち上がる。
少し背筋を伸ばし、腕の緊張をほぐし。くしゃりと丸めた紙片を拾い、コートのポケットに乱雑に押し込めば、今宵の塒でも探しに行くとしよう。

食事もそうだが、己はさほど──そういったことにこだわる必要がない。

乾いた地面であればそれでいいな、と、少し人のまばらになった街路へと足を踏み出して。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 酒場」からアルジェントさんが去りました。