2025/09/25 のログ
ご案内:「娼館の一室」にメイベリーンさんが現れました。
■メイベリーン > 娼館プリプリの二階。その一室で出番を待つ。
全ては1階にお客様が来るかどうかにかかっている。
暇だと疲れないから楽だが、お金にはならない。
たくさん予約をいただくとボーナスがもらえるけれど、それはそれは肉体労働になる。
先日、馴染みのお客に割引券を渡したので、それが回り回って新規客につながる、かもしれない。
一階から伝声管でスタンバイが求められれば、お客様の動き出すタイミングを図って、待合室と娼婦たちの控えるスペースを繋ぐカーテンで覆われた廊下の向こうで待つ。
■メイベリーン > 一階。
エルフの黒服がいる。男である。
品のいい顔で黙々と黒服をやっているのが、なんだか不思議だ。
お客様を待合室に通し、予約の相手と引き合わせる。
黒服の仕事はそれだけではないのだが、まあ客のお楽しみには直接関係のない話。
表情に性欲が滲んでいる人間が来て、出る頃には妙にさっぱりした顔で帰っていく。
■メイベリーン > 二階のメイベリーン。
そういえば最近は学生さんのお客様が多いな、と思う。
どこからお金が出ているのかな。
冒険をしてちゃんと稼いでいるのか、親からもらっているのか、相場に投資でもやっているのか。
お金に色はないものね。
細かいことは、気にしない。
ベッドサイドに腰掛けて、しばらく何も考えていなかった。
どうしても手持ち無沙汰なので、アンジー姐さんおすすめのエンタメの本などペラペラ読んでいる。改行が多くて読みやすい。