2025/09/22 のログ
娼館「プリプリ」 > 整形かとよく聞かれる。「親より授かったものだけど?」と彼女は答える。
嘘ではない。ただし「先祖は色々いるの。色々とね?」と付け加える。
大概の体力、大概のパワー、大概の巨根は全て苦もなく食い尽くす。
枯渇するまで組み合うこともできる。
目を隠す前髪の下から切長の目がちらつく。

一度三階に戻り、一階に姿を現す。
老黒服「前のお店でもそうだったのか?」と、プレイぶりについてくすぐられる。彼女の片手には紫煙たなびくキセル。
「…そうではなかったような気がするわね。東洋人メインで押し出していたから、好事家が多かったのでしょう。今の方が、来る客には不自由しない…というだけのこと。」

本来はキモノでいるのだが、この国では極東の衣類は手に入れにくい。キモノスリーブのカシュクールドレスで妥協している。サイドスリットから黄色人種の、しかし青白い足が伸びている。

娼館「プリプリ」 > 精力で力押しする客についてのトラブルがない。
異常な巨根の持ち主についても、拒否しない。

同僚からは人間ではないのかと勘繰られるが

「見ての通り。」とクールに斬って答える。

「ただ求められるのに応じているだけのことでしょう?他に何が?当て推量をする暇があったら、売りなさい。」

ふと、店の正面が空いている。
外の空気を吸いたくて、この姿で外に出る。
わずかに秋雨の降る下。熾火の燃えるキセルと煙と、逆光で黒くなった彼女の姿があった。

娼館「プリプリ」 > 数をこなすよりも、体力と精力に余っている人間に超長時間の予約をとらせて一気に稼ぐスタイル。本日は48時間の拘束なり。消費したオプションも性具だけでもさて何種類だったか。
並の同僚が耐えられるか怪しいハードワークであるのも、夜叉の血を引く体によっている。
手足は長く、腰は高く、尻と胸は丸々と張っている。古代の女神像のような体格だが、首から上の顔は極東人のそれである。メイクによってはシェンヤン人にも見えるだろう。
それでありながらハードプレイに全く揺るがないタフネスを備え、性豪と言って差し支えなく、低姿勢で控えめを装い、一度火がつけば淫乱の本性を現す。

「………」

紫煙をふかす呼気だけがする。
ぼんやりと闇の向こうを見据えている。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/娼館「プリプリ」」から娼館「プリプリ」さんが去りました。