2025/08/31 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にセニアさんが現れました。
セニア > 【真夜中:王都マグメールの路地裏】
「ん~♪」

武器や防具の類は装備はしておらず、普段過ごしている上下のインナーを身に着け、その上にジャケットを羽織ったラフな服装、そして今日は気分転換に髪を後ろで結えて纏めポニーテールにして。
真夜中、貧民地区の裏路地をそんな無防備に近い状態で、ふらふらとやや危なっかしい足取りでご機嫌そうに小さく、周りに聞こえないぐらいの音量で鼻歌を歌いながら帰路につく。
頬はやや赤く、足取りはふらりふらりとおぼつかず。
そして上機嫌なその様―――つまり酔っているのである。
とある酒場で、自分を合せて知り合い3人とついつい大盛り上がりをしてしまい、どんちゃん騒ぎをしたその帰り、というワケで。

「……でもあのお開きはないよねぇ」

ぼやく口調とは裏腹にふんふん~と上機嫌に軽い足取りでとん、とんと階段を軽やかに登っていく。
酔っていても、その動きは軽快だ。
てくてくと寂しい―――と言うには少しばかり物騒な路地裏を迷わず進んでいく。
時折、知り合いなのかガラの悪い連中と軽く挨拶をかわしつつ、酔ってる今がチャンスとばかりに臀部に伸びる掌をかるーく払ったりして。
今日あったことを思い出しながら。

宴もたけなわになり、その二人―――男女なのだが、いよいよ我慢が出来なくなったのか、ここは私たちが出すから~と御馳走してくれた後、そそくさとその酒場の二階の宿へとしけこむ様に姿を消し、そこでお開きとなった。
そもそも座り方も隣通しで事あるごとに明らかにお酒ではない顔の赤らめ方をしたり、上の空だったり。
二人でこちらにバレないように、あれやそれをしていたようで。
こっちとしてはダシにされて見て見ぬフリをするハメになったし―――何ならちょっと疑ってみたりして興奮を煽ってやったり。
こちとら斥候とかもしてた兵士だが?このバカップルめ……とか思ったし口に出しそうになったものの。
その度にエールを流し込んで口にも態度にも出さない優しさを誰か褒めてほしい。
そしてそのせいで何時もより酔っ払ったのだが。

「ま、タダ飯だったからいいケド」

次は口を尖らせて不満そうに呟く。
情緒不安定な所も実に酔っ払いであった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にグスタフさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からグスタフさんが去りました。
セニア > 問題があるとすれば―――。
つい先ほどあった、その二人のささやかな情事を見せつけられたワケであり。
ふーと息を吐きだす。
熱いのは、決して酔いのせいだけではなく。

「もー……見せつけてくれちゃって……」

ジト目を更に細めてぐちぐち呟く。
つまるところ目の前でそういうのを見せられ、ムラムラしてしまった、というコトで。
身体を売る事に抵抗も無いし、そもそも快楽には流されやすい方で。
拠点にしてる宿までまだしばらくかかる。
―――。

「……」

少しの思案の後、妙に真剣な目つきできょろ、きょろと辺りをそれとなく見回す。
酔っ払ってるクセにその仕草はしっかりと危険な路地裏を歩く時の自然に辺りを警戒するようなそれで。
そして、自分が知りうる限り、人通りも特に少なく使い物にならなくなった樽やら木箱などが散乱した、たまり場にするにも難しい荒れ果てた袋小路に近い場所。
周りに今の所、気配のないのを確認すればひょい、と身を隠す。
とん、と壁にもたれ掛り、ぼろぼろで積まれた木箱の間から路地を見れる事を確認して。
再度そこから誰も来ない事と近くに気配が無い、事を確認した後。

「……よし」

一つ息を吐き―――ゆっくりと自分のインナー越しの下乳辺りに片手の掌を伸ばし、ふにと揉み出して。
もう片手は内腿へと進めて、すりすりと撫でる。
普段なら宿まで我慢するのだが、ここ数日忙しかった事もあり今日のこれ。
酔っ払って気が大きくなっているのもあって―――ここで解消する、という結論に至った、至ってしまった。

「あのヘンタイらのせいだ……」

しけこんだ二人に悪態をつくが、自身ももはや同類であるし何ならそんな二人より質が悪い。
隙を見せればいくら知り合いとはいえ、無理やり犯されても文句は言えない場所で行為に耽ろうというのだから。
そしてそれすらも―――スパイスにしてしまうのだから。
すりすりふにふにと自分の胸、内腿を自ら愛撫して慰める。
勿論、先端やデリケートな部分はまだ触らない。
インナー越しに火種を燻らせるようにじっくりと。

セニア > 時折、もう片方の胸に愛撫を重ね、内腿から臀部へと移動させ鷲掴みにしたり。
そしてオカズにするのは大抵が妄想で、よく使うのは自分が無茶苦茶にされる妄想。
なのだが―――今日はそこに酒場でバレないようにイタズラをされる妄想が足される。

「んん……くっそぉ♡」

いいように自分の妄想(オカズ)もあの二人に踏み込まれて悔しそうな言葉と裏腹に息は荒く、明らかに興奮が高まっていて。
同席者にバレないようにお尻を鷲掴みにされたり。
お互いにテーブル下であそこの弄り合いをしたり。
わざと食器を落されてテーブルの下に拾わされるよう言われ、潜り込めばアソコを突き付けられて―――。

「~~~♡」

イライラとムラムラが混ざり合い、なんとも言えない表情で目を瞑り身体に快楽が蓄積していくのを感じとりながら。
次は乳房の先端の周り―――乳輪をまだインナー越しのままゆっくりと指で擦る。
すり、すりと円を描くように両手で両胸を高ぶらせて。
しばらくそれを続ければ、円の中心がぷっくりとインナーを押し上げその存在を際立たせていく。
それでもまだそこには触れずしつこいぐらいに擦り続ける。

「ふー♡ふー♡」

もう触りたい、と身体が焦れてくるのをまだ、まだと荒い息を吐きながら抑えつけて。
内腿に目をやれば、黒いインナーで目立ちはしないが、しっとりと湿り気を帯びて色を少し変えていた。
片方の手を軽く秘部へと指を伸ばして、すり、と数回ほどやさしく擦り付ける。
擦り付ければぴくん、と身体が震えて。

「うっわぁ……♡」

指にはしっとりと湿り気がへばりつくのに軽く声をあげる。
まだ行為に及んでからそれほど時間がたっていないのにこのザマ。
よっぽどムラついてたんだな……と、ちょっとばかり他人事のように考えながら。
秘部を擦り、濡れた指でまた乳輪をこすこすと愛撫して。
もう片方の手も同じく湿り気を指に塗りたくれば、両乳の乳輪の愛撫に没頭していく。

セニア > 目を瞑り、刺激している場所への快楽に集中して。
気付けば脚から少しずつ力が抜けてきており、下品なガニ股になりつつある。
すり、すりといった所だったのが、しゅ、しゅと擦るというより扱くといった感じで。
段々と強くなっていく。
そんな行為を続ければ当然の結果として、すっかりと先端―――乳首はびんと勃起しきってインナー越しでもはっきりと位置と形が分かる程で。
身体を少し揺するだけでもインナーと乳首が擦れてしびれるような甘い快楽が身体に走っていく。

「……♡」

ごくん、と喉を鳴らして両手の指をまた秘部へと持っていき、湿らせて。
親指と人差し指をくっつけてこすこすと擦る仕草。
ねとぉ♡と指と指の間を汁で糸を引く。
それを見るだけでびん、と更に勃起が強くなるようにひくついた。
ゆっくりと指を自分の乳首へと伸ばして。
一気にぐりぃと摘み上げる。

「んぉ♡」

びくん、と身体が跳ね、思わず声をあげてしまい慌てて片手で口を塞ぐが、もう片方の指はぐちゅぐちゅとインナー越しの勃起した乳首をこね回し続けて。
そして口を塞ぐのも、妄想の誰かに口を無理やり抑えつけて声をあげられなくさせられて―――思い切り乳首を虐められていると脳が変換し始めており。
ぐちゅぐちゅ♡こりこり♡と周りに音が聞こえるのでは、と思うばかりに加速的に自慰行為が激しなっていく。

しばらく塞いだまま・弄り倒したまま、杜撰ながらも辺りに気を配れば、流石にこの時間。
多分、誰もいないようだと確認して。
手を口から離し、また両手で躊躇なく乳首を虐め始める。

「あっ♡あっ♡」

小さい喘ぎがずっと口から零れて。
ガニ股のまま、乳首を弄り、虐めて続ける。
しばらく目を瞑って快楽に集中し、我を忘れるように妄想に浸り乳首を愛撫し続けて。
ずる、ずるとガニ股も維持出来なくなり、蹲踞のような体勢になっていく。
いよいよ切なくなってきて、秘部へと片方の指を伸ばそうとした所で。

―――少し遠くの方で誰かの声が聞こえればビクンと心臓が跳ね上がり身体を震わせた。

セニア > 行為を止め、息を潜めて声の方を伺う。
木箱の隙間から路地をしばらく見ていれば、ぎゃははと笑いながら男たちが路地を歩いてくる。
幸い、目立たない位置でこちらには気付かず下品な笑いを響かせ―――正直場所が場所なら騒音迷惑なぐらいの声を垂れ流しながら数人でゆっくりと路地を通り過ぎていく。

声がどんどんと遠くなっていくのを確認して―――ふうと息を吐く。

「……声出すのマズい……かな」

と、口では言うものの―――もしバレればというその先の妄想がまた身体に火をつけて。
とはいえ、声を聴きつけられるのも―――そう考え。

「ん……♡」

インナーを上にずらし、ぷる、と胸を露出させ、口でインナーを咥えこみ、声が漏れるのを防ぐ。
インナーから解放されれば発汗のせいでむわ、と熱気が零れ落ちた。
これは人気が無いとは言え、路地裏で胸を露出させるというただの露出行為であり、結局それすらも快楽のスパイスにしてしまっていて。
つまるところ―――直接乳首を弄り始めるだけのお話。
ぐちゅ♡ぐちゅ♡と両手で直接虐め始める。
先ほどの男達に無理やり―――という妄想も追加で脳内を駆け巡らせて。

「―――♡」

ぎゅ、と口を強く閉じて声を我慢する。
見つかったら終わるという刹那的な快楽と表で露出しているという興奮で一気に昂りは加速して。
そして中断する前に触れようとした箇所の事を思い出し。
今度は邪魔もされること無く、インナーの中に手を突っ込み、ぐちゅぐちゅとかき回し始めた。
ふー♡ふー♡と声は漏れないものの、荒い息は辺りを木霊するが―――発情した犬と聞き間違えられるかもしれない荒い息。
すっかりと焦らした状態になっていた秘部はどろどろで、指を咥えこめばぐちゅぐちゅと水音を零す。
片方は乳首を、片方は陰核と陰唇を弄り続け。
既に我慢できない所まで快楽は来ていて。

「~~~~♡」

びくん、と身体を震わせ、あっけなく絶頂すると、ずるずると地面に尻もちをつく。
しゃがみ込んだままびくびくと快楽に震えながら、それでも弄り続けて継続した絶頂を身体に叩き込ませて。
ぐちぐちぐちぐち♡と音を零しながら身体を縮め、せめて目立たないようにだけして絶頂の快楽を味わって。
その行為にしばし耽り限界一杯に自慰行為に耽って―――。

「……ぁーもー」

余韻も落ち着いた頃。
すっかりとダウナーな声と調子に戻って。
何をしてるんだ私は、と呟く。
すっかりと酔いも醒めて、残るのは後悔と虚しさに、この行為で得た露出への興奮。
ロクでもなかった。
一応辺りを見るが、シンと静まり返っており、見られたり等もなさそうだ。

「……よっと」

ゆっくりと立ち上がり、インナーを元に戻し軽く身支度を整えるが。
未だに乳首は勃起したまま、内股はどろどろですっかりと濡れており。
これ、バレたらマズいな……。
冷静に考えるも後の祭りである。
ジャケットを一応いつもよりしっかりと身体に羽織り。
見つからないように―――帰るしかあるまい。

「……はぁーあ」

自己嫌悪のため息をついて。
それでもやはりまだ足りないのか、今日は売るかなあなどとぼんやり考えて。
それは兵士時代全盛期に近いすごい速さで静かに走り出し、帰路へとついた。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からセニアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 夕刻、そろそろ陽が落ちていこうという頃合い。
静かに落ちていく夕日が、もう差さないような場所。
貧民地区の奥、あまり人が知ることのない書庫――薄暗く、しかし案外広い。
建物の一部は崩れかけの古めかしい…というよりは、ボロい店だった。

「なァ。……なンでこの店は、こんな本が揃ってンだ。」

店の棚を眺めながら、大きな男がぼやいた。それこそ、小さな店の天井に背が届きそうな体躯
どこか呆れたような声音で店主に声を掛けるが、返事は返ってこない。
稀覯本…というだけではない。禁書や魔書の類が、ちらほら見掛ける。
最近の週刊誌もなぜか、陳列されてていたが。

結局店主からの返事はなかった。やれやれと肩を竦めて、本を眺めた
一部の好事家からは、どうも重宝されそうな店だ。