2025/11/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にメイベリーンさんが現れました。
■メイベリーン > 今日も今日とて
老黒服、カウンターの中でポスターを取り出し、カウンター脇の壁に掲示
【港湾都市ダイラス競技場主催:ガチ抜きセックスバトル準優勝者在籍の店】
シーナの絵姿の下に【GSB準優勝】とプレートを添えて。
ガチ抜きセックスバトルとは、港湾都市ダイラスの好事家連が主催するバトルトーナメント。見ての通り性技で競い合い最後まで失神しなかった者が勝つ。
最高優勝賞金10000ゴルド。
プリプリからは耐久力・攻撃性の両方で抜きん出るシーナがエントリー。
プリプリ最強のハードファッカーの看板に恥じぬ猛攻で決勝まで勝ち登ったが、相手のハーフサキュバスの同系統ハードファッカーとの激戦の結果、僅差で連続アクメからの潮吹き絶頂失神で敗北。
結果、優勝は逃したが、準優勝と賞金8000ゴルドを手に入れた。
賞金は店とシーナで折半。売上至上主義のシーナはしかし、敗北したことでかなり機嫌を損ねていた。
店としてはまたとない宣伝となったのでホクホク。
老黒服、店のスタッフに指示を出して絵姿を体力勝負できる方のキャストを前面に立てることにした。
広告が効いているうちに二の手三の手を打つ必要があって、ちょっと店内はバタバタと。
■メイベリーン > カウンター周辺にて雑談している娼婦たち。
「…え?わたし?むりむりむりむり」
シーナさんは、無理無理を連呼するメイベリーンに、あなた体力バカなんだから来年出てみたら?とちくちく言葉を向けてくる。
「あーん、むりむりむりだってぇ、ほら、キャラがね、あるから?お気持ちだけで…」
私は牛だから山で
あなたは都会人だからタタラ場で暮らそ?
フリフリとしたフリル多めのワンピース姿のメイべリーン、両手を必死でナイナイして丁重に敬遠&お断り。
もっとこう、背筋にムズムズくる感じの甘さとか可愛さで勝負したいので…
そんなすごい声出ないので…
「そういうのはやっぱりシーナさんが一番だから…あーしなんでまだまだ…ね、まだまだでしょ?」
カウンター内にいる女性ベースふた黒服に矛先を転じてみるメイベリーン。
「…それに、ほら、アスリートっぽい方だったらバレンシアさんもいますし…やっぱりこういうのは天神のくらいまで上り詰めたシーナさんであればこそ…」と同調してくれる。
このシーナさんの機嫌を損ねると空気が悪くなる。煽てて空気をこじれさせないでおきたかった。
「会いに行けるアイドルを目指してるからぁ…ハードなのはぁ…キャラ被ると失礼だしい…」
汚い喘ぎとか出ませんし
可愛い声しか出ませんし
ハートをつければ可愛かろうという気持ちですし;。
■メイベリーン > カウンターの内側でお客様からの私書をチェックしている黒服2名。
「…ふーむ」
緊急度に応じて仕分けつつ。
(でも8000Gですよ?売り上げにしたらすごい)
(どこが?4日間ご予約いただいた程度の金額でしょう?)
と、ギスギスした棘を出しているシーナを持ち上げておく、雑談の輪に入っているノーナのよく肥えたシルエットを横目に、事務作業を黙々としている彼ら。
必死で空気を保っている雑談の輪の向こうで、暇しているアンジーさんが、横切りながらオットセイの鳴き声の真似をした。
あんたのことだよ、と一瞬湿度の高い目でシーナをチラ見して、モサモサと素知らぬ顔でバックヤードに消えた。アンジーはシーナの態度と性格が嫌い。
■メイベリーン > などと、雑談している間にギスギスの元凶であるシーナさんの指名が入った。
正直助かった、という気持ちで皆いっぱいに。
持ち上げ続けるのは普通に疲れる。
■メイベリーン > 「ふわ〜〜〜〜」
壁際でうっすらへたり込むメイベリーン
「何もしてないのに!」
気を使うだけでほんと疲れた。
ずっとちくちく揚げ足をとってくるのいやすぎる。
本当に、シーナさんはずっと働いて稼いでもらって、ほかの人に会わないでいてくれたほうがいいと、メイベリーンは思うのだった。同じランクだから敵愾心燃やしてあたりが厳しいし。
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街はディナータイムに差し掛かりつつある。
このように皆が必要なことをしている時間は、娼館の客は減る。
ちょっと頭の回る人になると、こういう時間を狙ってふらっと入ってひとまずフリーのキャストにお願いしてみるということもままある。
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バレンシアさんなど、体力がありそうな人の枠が埋められていく。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からメイベリーンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にリルアさんが現れました。
■リルア > 寒くなってきたここ最近。
とある貧民地区の酒場に足を運ぶ姿があった。
この地区にしては珍しく──だろうか。席が完全に個室で分かれており、他人の目を気にすることなく飲み食いを愉しむことができる。
最も──その構造ゆえか、淫らな声が聞こえることだって多い。
そんな個室の一つ。身に纏っていたローブを脱ぎ、席に腰かける少女。
目的は何ということもない、ただの食事。少しエールとか飲んでポカポカ温まれればいいかな?くらいのノリで。
「………この店が混むのも中々無いよなぁ…」
入りがけ、今日は混んでいるので誰かと相席をお願いするかもしれない…と言われた為、
特に何を考えるでもなく了承したわけだが。さて、何事もなく終われるかどうか…